お客様との会話でよく出てくるお題のひとつが、最近、どんなドラマ見てますか?
決まった答えが最近は多い。
「う~ん、別に。」
でも、皆さん観てないわけじゃない、観てるけど、来週が楽しみで楽しみで仕方ないほどのドラマがないんだなと。ワクワク感やドキドキ感が。

そんな時、すかさず私が言ってしまうのは、「私はやはり、のだめですね!後、ラスフレも!何度も繰り返して観ても飽きないし、表情ひとつ、ひとつが見応えがあるし←ごめんw樹里さんメインだけど。のだめは音楽もいい、内容もいい、そして元気に明るくなれる!」 と、力説してしまって、何人の方がのだめへの道へご案内したことだろう(^^) そして、語り出したら止まらないのだw

お正月の嬉しい誤算は先日ブログで書いたばかりだが、私ものだめを2話まで見返して、久々に、心がワクワクしている。
通算何回見返したかわからない作品、のだめカンタービレ。私は通常、二度見返えす事はあまりない。でも、のだめカンタービレとラストフレンズだけは何度も見返して一部でいうとセリフまで覚えるくらいだ。
でも、私なんてまだまだ序の口で、のだめカンタービレに関しては、嵌った方がとてつもなく多い。原作の熱狂的な方やアニメ、実写化が好きな方は数多くいらっしゃる。
実写のだめがはじめだったせいか、後から原作読んでも違和感が全くなかったし、むしろ、音が流れない漫画にクラシックのクの字も知らなかった私はちんぷんかんぷんで全くわからなかった。 アニメのだめはアニメだからか、全然変態に見えないかわいいのだめだった。 虹の女神で樹里さんがあおいが可愛いかったら智也は恋しちゃうと思った。だから、可愛く映りたくなかった。と、言っていたけれど、まさにこれだと思う。原作に忠実に作られているので、それはそれで楽しめたけれど。

なぜ、何度も繰り返して観たいドラマなのか? 原作がいいから? 出演者がいいから? 脚本、演出がいいから?
やっぱり、色々考えても、その全てなんだと思った。 だから、のだめみたいなドラマはある意味、奇跡だったんだと思う。
非常にいやらしいようだが、マスコミがあれやこれや言う数字を出してみた。 数字がもちろん全てじゃないけど、いい作品は数字はあまり変動しない事がわかる。微増がちょうどいいということ。 お化けドラマと言われた、ミタさんは何度も繰り返してみたいドラマとは趣が違うし、やはり、その時のブームに乗っただけなら、それはバブルなんだろう。
のだめのタイトル見ただけで懐かしい感じ(^^)

のだめカンタービレ

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
Lesson 1 2006年10月16日 変態ピアニストVS俺様指揮者のラプソディ 18.2%
Lesson 2 2006年10月23日 落ちこぼれ変態オケ! 波乱のスタート!? 16.1%
Lesson 3 2006年10月30日 弱小オケ大ピンチ!! 愛は貧乏を救えるか 18.4%
Lesson 4 2006年11月6日 キス成るか!? 感動の定期演奏会バトル!! 18.3%
Lesson 5 2006年11月13日 さよなら巨匠! 恋の学園祭オケ対決!! 19.9%
Lesson 6 2006年11月20日 さらばSオケ!! 涙の解散式&愛の2台ピアノ 17.5%
Lesson 7 2006年11月27日 新オケ始動! すれ違う恋に波乱の予感!? 19.4%
Lesson 8 2006年12月4日 新星オケ初陣! トラウマ克服に揺れる恋 19.2%
Lesson 9 2006年12月11日 コンクールVS留学! 決断は別れの予感!? 19.3%
Lesson 10 2006年12月18日 波乱のコンクール! 告白と涙の最終章!! 18.7%
Last Lesson 2006年12月25日 さよならのだめ!! 涙のクリスマス公演 21.7%
平均視聴率18.9%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ)
スペシャルドラマ

各話 放送日 サブタイトル 視聴率
Special Lesson 1 2008年1月4日
(2009年12月18日) 恋も音楽も新章突入変態&俺様!
夢の指揮コンクール大決戦!!
(完結への序章!!指揮コン決戦) 18.9%


Special Lesson 2 2008年1月5日
(2009年12月19日) ライバル出現で波瀾万丈!
初リサイタルと二人の恋の結末は!?
(完結への序章!!初リサイタルで二人の恋の結末は!?) 21.0%

原作への徹底した敬意と熱意をもって制作された、のだめカンタービレ。
非常にこだわり抜いた演出や芝居、本物の本場の音楽を届けてくれた、のだめカンタービレ。
ワクワクする次が楽しみなドラマって、やっぱり、前向きになれるドラマ、人間発展途上人の成長のドラマの事だと思う。 頑張りたいけど、頑張れない人は背中をそっと押して欲しい。泣きたくても、泣けない人はそっと泣いてもいいよ、と言って欲しい。
のだめには、そんな幾重にも重なる感情を思い起こさせ、お腹の底から笑わせ、心の奥底の感動の涙を溢れさせる、私にとってはそんなドラマ。

フジテレビのドラマ史上、高視聴率では名を残せなかったけれど、不滅の名作として、フジテレビの名作ドラマとして10年後も20年後も語り続けられるはず。 私も語ります( ̄^ ̄)ゞ

こんな作品に出会えてほんとに良かったと思うんです。
そして、今のドラマ!頑張れ!




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