朝日新聞スポーツ16面 | All the best for them

All the best for them

好きな人と好きな人に関連するあれこれ、好きな物、家族とのことを細々と、時間があるときに綴っています。





















 









ああ、稲垣さん。。。


今回、テニスは新聞では試合結果を載せてくれるだけで、内容に言及するものが、ナオミの記事以外になかった。
大明神の試合も全て終わり、最後に何か文章で記事が出たらいいのになぁ、とかすかに期待していた。

そしてスポーツ面を覗いたら。。。


錦織 パリとお別れ  混合複4強逃す


という見出しで、ロイターのカラー写真付きで、なんと稲垣さんが執筆していた。





記事より

「僕のミスが多く、第1サーヴの入りが良くなかった」

錦織はまず、ダブルスが得意な柴原を盛り立てられなかった責任を口にした。




「ダブルスは2試合とも勝てるチャンスを逃したので、悔しさは大きいです」


ハードコートシーズンに臨む手応えを聞くと
「練習では良いプレーができるけど、試合で緊張すると、思い切って打てない自分がいる」
シングルスで、若手の豪打に屈したイメージを引きずっているという。




遠回しに38歳で迎える2028年ロサンゼルス五輪への思いを聞くと、質問の途中で即答された。
「それは無理です」

五輪は卒業かもしれないが、けがの不安なくツアーを渡り歩く錦織の「日常」が戻ってくる日が、待ち遠しい。
と記事は結ばれていた。



メダルに届かなかった推しのことをスペースを割いて記事にしてくれたことが何よりも嬉しいし、文章には推しを影から常に見届けている稲垣さんの優しさが溢れて、ちょっと胸が熱くなった。文章だけだけど、慎重に言葉を選びながら穏やかに話をする推しの姿が頭の中で想像できる。


リスペクトを愛情を持って、丁寧に綴られた文章は、読む者の心を打つ。





ネットでアクセス稼ぎを第一に出された記事とは重みや質が桁違いだ。






ハードコートシーズン、無事に出場を果たせ、勝ち進んで、少しでも自信を得ることができますよう。。。