ノラガミ 第103-2話 | ★✩林檎と達磨は瓜二つ✩★

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週刊・月刊不定期更新。

月刊少年マガジン1月号ノラガミネタバレ感想です*


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感想


第103-(2)話『追憶』 



今号は、父様と兆麻、どちらも朗報な回で超~~~~~~嬉しッッッラブ飛び出すハート


先ずは父様...


回想で、父様とカヤさん、村人との生活が描かれていました。


持ちつ持たれつ━━━━


カヤさんが暮らしている村は、色んな事情を抱える人達を受け入れ、生活が厳しくなれば、みんなで食べ物を持ち寄って助け合っていたそうです。


ある日、父様が夜中に湯を飲む為に火を焚いただけで、食料を隠し持っているのではと、村人から疑いの目を向けられてしまいます。


村人からあんな言い方をされたら、怒りも込み上げてくるし、父様からしたら、疑われながらも、持ちつ持たれつの関係でいなきゃいけないなんて、持ち寄った親切心を天秤にかけられてる様で、窮屈さを感じてしまいますよね。


どうしようもない貧しさから心も飢えて、他人の生活に余計な干渉をしてくる人もいたけれど、カヤさんは、そんな人達を悪く言わず、笑顔で食べ物を配っていました。


カヤ『許せなくてもいいが

水に流すのも大事だよ━━━


川辺で石を投げていた父様の隣に座るカヤさんは、石を握る父様の手に餅を握らせ、笑顔を見せます。


起きた出来事、嫌な思いをした事実を忘れる必要はないけれど、石のように重く傷ついた心を、いつまでも持ち続ける必要もない照れ


疑って悪かったと謝ってくれた人は、自分の疑心と、カヤさんの持っていた餅の数を天秤にかけて、態度がかわったようにも見えるし、なんだか釈然としないけど、水に流すというのは、許す選択をするのではなくて、相手の気持ちをまずは受け止めると言うことでもあるのだろうな。


手品師みたいに、石を餅にかえてくれたカヤさん餅キラキラ父様、心が救われましたね照れ





村で生活する父様の前に、再び、父様を襲った男たちが現れます...


村人から食料を奪い、カヤさんの食料も奪う男に、一目散に飛びかかる父様...




場面変わり━━━━━━

男によって命を落とした父様は、イザナミのいる黄泉へ...


作中、父様が、致命傷になった箇所を、カヤさんとイザナミの使役する妖に聞いてて、どちらからも『は?』《ハァ?》って言われてるのが面白かったです(笑笑)=333


面を彫りながら
・・・・・・神や仏がいるとしたら

カヤのような顔をしているんだろうな

とイザナミの前で口にする父様...


イザナミ「神仏にすがるくせに

忘れているとは・・・

人は勝手なものだな・・・


国母たる神がこんなところに

閉じ込められているのに...

自分達は日の当たる場所で

のうのうと生きているなんて


こんなの間違っている━━━━


父様『日の下も地獄でした・・・

正さねば・・・あれは実に不出来でした


地獄について考えさせられた作品は、ノラガミで2作目だな照れ


漫画家さんって本当に凄い職業ですよね。

自分の想像するものを言葉や絵で飾ったり、意味や含みを持たせて表現したり...


頭の中に広がる、色んなキャラの心を可視化できるように作業するって凄くないですか(༎ຶ⌑༎ຶ)飛び出すハート


どんなに面白い展開を思いついても、それを表現できる力がないと、気持ちを込めようにも足りなさが目立つし、政治家みたいに賢ぶった言葉を並べられても何にも伝わらないし、心身削って物語を作るって本当に凄い事だなって、改めてノラガミを読みながら思いました。ほんっっと終わってほしくない(༎ຶ⌑༎ຶ)=333


本誌に戻りましてw鉛筆


この世の仕組みが間違っていると話すイザナミと父様...


イザナミは、父様に黄泉帰りをさせて、皆に自分と同じ目にあわせてやってほしいと、面を外してみせます。


虫が這うイザナミの顔を見て、咄嗟に言の葉を奪って逃げる父様...


何故 言の葉を持ってきた?


何故 帰ろうとしている・・・・・

あの生き地獄に━━━━━━━━


妖に追われながら自問自答する父様は、魂呼びするカヤさんの声のする方へと向かいます...


オレが世直ししてやるんだ...

待ってろカヤ・・・!




場面変わり━━━━━━


反応しない兆麻の名を何度も呼ぶ毘沙門...

ヴィ-ナ《呼ぶのをやめたら

もう二度と来ない気がする...


また声を聞かせてくれ...

笑っている顔が見たい...


また会いたい....


兆麻の笑顔は、ほとんど囷巴絡みなのか爆笑(爆w)=333


使える優秀な神器だからとかではなく、兆麻そのものに救われていた毘沙門...


ヴィ-ナ《だからお願いだ どうか

兆麻を返してくれ・・・!    


(キン ━━━━━)


雲間から光が差し、毘沙門が振り向くと、そこには兆器の姿が...


毘沙門・囷巴・紝巴が何度も呼びかけ、兆麻は意識を取り戻します...

兆麻「あれ・・・?ここは...天国?


兆麻を抱きしめ、言葉にならない声で涙を流す毘沙門...


再び目を閉じる兆麻は、兆麻の家族に、こっちにも大事な人ができたと、何年かかるかわからないけど、いつか必ず帰るからと別れを告げます...

兆麻とヴィーナの表情素敵だった~~照れ愛飛び出すハート

皆の所に帰ってきてくれて良かったです~~えーん

ヴィーナ達の声が、魂呼びみたいに兆麻に届いたのかな?




場面変わり━━━━━


意識を取り戻した父様が、開口一番に「死人のお前じゃ魂呼びにならねぇんだよ」って野良にグッサリ来る言葉ぶつけてて悲しかった...


というか、どうやって戻って来られたのだろうか?


父様曰く、父様にも命綱が二人いるとのこと...


一人は、圭調の佐藤さん...

一人は、藤崎先輩...


生き残る為に何でもやってきたと話す父様は、器である藤崎先輩を身体から外し、言の葉を用いて自らの顔に面を描きます...

父様『もう 何だってやってやるさ・・・!


ラストの父様カッコよすぎ~~ラブキラキラ


↑↑お正月にやる羽子板ミスった時の罰ゲームじゃないですよね(笑)魔除に良さそうやけどもw


言の葉を自分に使うって、考えたな驚き....


これまでは操る側でいたけれど、自分自身に面を描くリスクとかないのでしょうか....無気力


作中、自分は帰れないってイザナミは言っていたけど、父様がイザナミを此岸に召喚できたら父様強強ですね💪🏻


父様が無事に帰還したのは嬉しいですが、どんな帰り道を辿ってきたのか気になる....


兆麻も父様も、それぞれに抱く想いの強さが帰り道を示してくれてたのかな?


今号も、不穏な状況下ではありますが、ますます面白さが加速してて、ワクワクしかありません照れルンルン


今年最後のノラガミを読めて、幸せ感謝です~~ラブ



そしたらまた(*ˊᗜˋ)ノ∅・*:。✡*:゚