月刊少年マガジン11月号ノラガミネタバレ感想です*
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金曜日です、こんばんは~~
第102-(2)話『命綱』
■夜ト・父様...
前号の続き...
夜ト『もしオレが黄泉に落ちたら・・・?』
『違うだろ!』
夜トは、黄泉に行かせたのは父様で、黄泉から自分を救ったのは父様ではなくひよりだった事、父様は、自分の使役する面で傷ついた夜トの傷を治しただけだと強く否定します。
成長するにつれて、外へと目を向け始める夜トを、痛みと恐怖で離れられないように縛り続けて、ここに来て涙を流す父様に、親子の仲にも、人(父様)と自然(夜ト)の関係が見えて、ますます父様の気持ちを知りたくなりました
父様は、夜トは禍津神だから、人と関わって、余計な知識や感情を覚えてほしくなかっただろうし、黄泉に行かせた事も、傍から見たら、息子を危険な場所に行かせるなんてどうかしてんぞって思うけど、言の葉で、一か八かで神器に召し上げた野良も含め、父様の自分に対する自信って、無敵だと思うんですよね。
過信だとしても、自分の強い願いから、神様を創り出せたのだから。
作中、夜トが『てめーはどこの世界で生きてんだ!!』と父様に言っていましたが、父様は、人の顔を持つ、神様が存在するこの世界を変える為に、自然は自然として、人と在る様にしようとしているのかなって思いました。
信仰する人間達を間引き続ける事で、名のある神様の力は衰え、いずれは代替わりできなくなり、神様という存在は、人の中から消えて行く。
曖昧にも繋がりは深く、切れる事のない人と神様の関係に、父様は嫌気がさしたのかな...。
父様のしてきた事は、残忍で許せるものではないし、理解できないけれど、ここに至るまでの気持ちの全部は否定したくないって思った。
再び、暦器を呼び掴もうとするも、戻ってきた野良に一線で弾かれ、父様に螭器を呼ぶ隙を与えてしまう夜ト...
服の皺とか、ぐっと剣を握る手とか、片目だけ見えてる父様とか、この1コマの中に素敵なもの沢山詰まってる...
1ヶ月待って、読んで出た言葉は『やべーぃ』だったww
野良と兆麻が激しくぶつかる描写もめちゃくちゃかっこよくて、勢いに引き込まれてました(๑•̀ㅂ•́)و✧
武器を交え、螭器の力に砕ける暦器...
夜トは、螭器で頭部を激しく殴打されるも、瞬時に再生する暦器(短刀)を掴み、父様の喉元を切り裂きます...
■佐藤さん・タケミカヅチ・ちび恵比ちゃん
面打ち様の名を明かすには条件があると話す佐藤さん...
それは墓守りを継ぐ事...
佐藤さんに正体を伏せているちび恵比ちゃんは、墓守りに人生を捧げ、命を捧げるくらい構わないと応えます...
偽りとはいえ、ちび恵比ちゃんの表情から、黄泉に行った先代恵比寿の面影を感じたなあ。
墓を壊された事から、信用できないと言う佐藤さんでしたが、家族の言葉で状況が変わります...
佐藤さんの側にいた家族って、命を奪われた佐藤さんの家族だったんだ...
自分と同じような経験をされた人達の願いを叶える【命綱】に佐藤さんがなる事で、恨みや憎しみが果たされる人もいれば、まだかまだかと天罰が下るのを待ち続けながら、生涯を終えた人もいたのだろうな。
一緒に帰ろ!ってずっと待ち続けてくれてた家族の声も届かないくらい、佐藤さんは自分自身を深く閉ざして生きてきたんですね。
面打ち様の名を覚えているのは佐藤さんで最後...
佐藤さんは、ちび恵比ちゃんに墓守りの役割を任せます...
佐藤さん「面打ち様の名は━━━━・・・」
天井から差し込む光に手を合わせ、佐藤さんは息を引き取ります。
面打ち様の名前、今号では明かされず...
佐藤さん、読者の耳に届かんくらいの声量で、ちび恵比ちゃんに言ってくれたっぽいw
良かった~~ありがてえ~~まじで焦った=333
ノラガミ終わるとかイヤだもの...
■ラスト━━━━━━
場面は再び、夜ト・父様....
地面に倒れ、息が上がる父様に声をかける夜ト...
夜ト『親父 そんな顔すんなよ...
オレも一緒に死んでやるって言ったろ』
オレごと断ち斬って 完全に
この世界から消してやるよ』
『あいつらにも二度と手出し
させやしない...
オレはみんなと生きていく...
あんたのいない世界で・・・!』
ひよりも消えてしまうかもしれない今の状況で、夜トが死んでしまったら、代替わりできなかったらどうするんだよぅ...(༎ຶ⌑༎ຶ)
夜トの『オレはみんなと生きていく』って言葉は、この世界で知り合えた、大切な人達との日常に戻ることを言っているんじゃなくて、大切な人達の想いの中で生きていくって事なんですよね
今号も辛い展開でしたが、読みながらチョコ食べたけん、なんとか頭が破裂せずにすみました( ´∀`)b"笑笑
そしたらまた(*ˊᗜˋ)ノ∅・*:。✡*:゚