古都ジローナ

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3月29日。

13:20、定刻通りに駅を出た列車は各駅停車で北へ。

バルセロナから約100キロ、カタルーニャの古都ジローナ(Girona)へと向かう。

スペインの交通機関はとても優秀だ。バスも電車も、遅れることはほとんどない。

「おおらかで大雑把、いい加減」一般的スペイン人の風評。大抵のことに関しては真実そうだけど、バス・電車の運行に限っては文句なし!バカにしちゃあいけませんべーっだ!

14:52、ジローナ着。旧市街を目指し、駅から15分ほど歩く。

石畳の街には川が流れ、ふりそそぐ午後の日差しを受けてきらきらと輝いている。風情ある街だ。

古都ジローナ

遠くからでもひときわ目立つ尖塔は、城かと見まごうカテドラル。

さまざまな建築様式の入り混じった姿は、多様な人種と思想が行き交った街の歴史を感じさせる。

静かに、威厳ををもって迫る。

9世紀、エルサレムから移り住んだユダヤ人は、1492年のスペイン統一までの間、長くジローナに留まった。

狭い道幅、急な階段、黒い長衣、壁を彩る幾何学模様―まるで別の時代へ迷い込んでしまったようだ。

旧ユダヤ人街を歩く

夕焼けに川の色が変わり始め、駅へと戻った。30分ほどの待ち時間、ホームには気の長い人たちがぽつぽつと集まり始める。

休日の夜は、セントロで仲間と飲み明かすのかもしれない。

電車を待って
夕方の駅