読書日記2022-108

砂嵐に星屑

一穂ミチ(著)

[幻冬舎2022年2月発行]

☆☆☆☆

 

砂嵐に星屑 [ 一穂 ミチ ]

 

あらすじ

舞台はテレビ局。

旬を過ぎたうえに社内不倫の“前科"で腫れ物扱いの四十代独身女性アナウンサー(「資料室の幽霊」)

娘とは冷戦状態、同期の早期退職に悩む五十代の報道デスク(「泥舟のモラトリアム」)

好きになった人がゲイで望みゼロなのに同居している二十代タイムキーパー(「嵐のランデブー」)

向上心ゼロ、非正規の現状にぬるく絶望している三十代AD(「眠れぬ夜のあなた」)……。

それぞれの世代に、それぞれの悩みや壁がある。 世代も性別もバラバラな4人を驚愕の解像度で描く、連作短編集。


感想

20代〜50代の話なので、幅広い年代に受け入れられるかな?


私は『泥舟の…』が、悲壮感漂う中年男性に惹かれたかもグラサン

やはり年代が近いのもありますね。


数年前にあった大阪北部地震がモデルですね?!

その後の大型台風も実際にあったし!

交通機関が止まり、半日近く歩いての出社。

ただ何十キロも歩いてると思考が飛んじゃうのよね…

私も経験あります!

「何のためにこんな苦しい思いをしてるのか?」

私は四国遍路をしている時にそうでした。


その思いから人生を振り返ったり、また周りの人の辛さを感じたり、それが修行なんだなぁ〜とねウインク

あまり生かされてないから、まだまだ修行が足りませんがねてへぺろ



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『砂嵐に花びら』は、春のオマケね気づき


それぞれ立場によってつまずいていても、少しづつ前を向く姿に希望がみえました!


ありがとうございましたm(_ _)m