花田裕之「流れ」2024.07.20 上尾プラスイレブン | triste1980のブログ

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それでは7/20に上尾プラスイレブンまで花田さんの「流れ」を見に行ってきたので、いつものように感想等書いておきたい。

この日はめちゃくちゃ暑かった。そのため出来るだけ家を出るのを遅らせたのだが、それがたたって会場到着が開場後になってしまった。
会場に入るとすでにかなりの席が埋まってしまっていたが、それでもなんとか空いていた前から2列目に陣取り、いつも花田さんのライブで会う友人達と久々のお喋りを楽しみながら開演を待つ。

開演時刻を5分くらい過ぎた頃に花田さん登場。顔が赤いのはこの暑さのせいだろうか。すでに酔っているのでなければいいのだが(笑)。

1曲目は「(SHE'S SO)UNTOUCHABLE」だった。久々にこの曲が聴けて嬉しいとともに、顔が赤かったのは酔っているせいではなかったことがわかって一安心(笑)。
セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、1部では前述した「(SHE'S SO)UNTOUCHABLE」とやはり久々に聴くことができた「それでいいのさ」が良かった。1部は全10曲。約50分くらいだった。

約20分くらいのインターバルをおいて2部開始。2部の1曲目は「TELL ME WHY」だった。ところが残念ながら1部の最初で感じた嫌な予感が当たってしまう。この時点で花田さんだいぶ酔っていらした(笑)。やはりこの暑さで飲まずにはいられなかったのだろうか。
そういう訳で2部はかなり酔っぱらいモードではあったが、それでもスライドを多用したりとやる気モードだったのは嬉しい。

それで40分くらいやった後、一度ギターを置いて2部終了となる。アンコールの拍手が鳴りやまぬ中、花田さんはやはり移動が面倒なのか動かずにそのままアンコール突入となる。このへんは流れファンならもう暗黙の了解(笑)。

そのアンコールの1曲目が「渦」だったのは嬉しかった。実は私はジプシーズの「Ⅴ」に収録されたこの曲と「くりかえして」にやられてしまっている。この2曲の重さ。自分の半生と老いを正面から歌ったこの凄みと深さ。ジプシーズの「Ⅴ」は花田さんの曲が2曲しかなく、下山さん色の濃いアルバムだが、花田さんのこの2曲が収録されているだけで花田ファンとしてはかけがえのないアルバムである。
念のため書いてておくが、もちろん下山さんをデスっている訳ではなく、「Ⅴ」における下山さんの縦横無尽の活躍には本当に感謝している。下山さんがいなかったら「Ⅴ」が世に出ることはなかっただろう。

話が横道にそれてしまったが、アンコールは「渦」の後「夢か幻か」「もしも」をやってくれた。
ここで終わってくれても私はじゅうぶん満足だったのだが、なんと2回目のアンコールに応えてくれてジュリーの「時の過ぎゆくままに」が久々に聴けて嬉しかった。

それでさすがにこれで終わりだろうと思っていたら、なんと3回目のアンコールに応えてくれて、サンハウスの「ロックンロールの真最中」ですよ。自然に客席から手拍子が起こり大盛り上がりでした。

そういう訳で休憩挟んで約2時間の、いいライブでした。花田さんは2部から酔っぱらいモードではあったが、それでも3回もアンコールにこたえてくれたのには本当に嬉しかった。8/16のband HANADAも楽しみにしています。

また、この日はband HANADAのTシャツが売られていた。何年か前に売られていたニール・ヤングの「ハーヴェスト」バージョンのあのTシャツだ。
デッドストックがあったのか新たに制作したのかはわからないが、喜んで買わせていただきました。


花田裕之「流れ」2024.07.20 上尾プラスイレブン
(第1部)
01.(SHE'S SO)UNTOUCHABLE(JOHNNY THUNDERS)
02.夢の旅路
03.汽笛が(山口冨士夫)
04.FREE BIRD
05.汽車はだだ駅を過ぎる
06.いつか見た夢
07.トレイントレイン(シーナ&ロケッツ)
08.借家のブルース(サンハウス)
09.それでいいのさ
10.道のはて
(第2部)
11.TELL ME WHY(NEIL YOUNG)
12.風の跡
13.LADY COOL
14.魅惑の宵(サンハウス)
15.ハイウェイをおりて
16.泣きたい時には(山口冨士夫)
17.ぬすっと(サンハウス)
18.お天道さま
(アンコール1)
19.渦
20.夢か幻か
21.もしも(サンハウス)
(アンコール2)
22.時の過ぎゆくままに(沢田研二)
(アンコール3)
23.ロックンロールの真最中(サンハウス)