THE GROOVERS 2023.03.05 吉祥寺ROCK JOINT GB | triste1980のブログ

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好きな音楽や行ったライブについて書いてます。

それでは遅くなってしまったが、3/5に吉祥寺ROCK JOINT GBにグルーヴァーズを見に行ってきたので、いつものように感想等書いておきたい。

私はグルーヴァーズを生で見るのは2021年4/24の吉祥寺ROCK JOINT GB以来だから、約2年ぶりになる。
それでも配信がある時は配信で見ていたので、そんなに長くあいてしまった感覚はなかったが、ご無沙汰していてすいません>藤井さん。

この日はソールドアウトになったそうで超満員。なんとかBOBさん側の前から5列目くらいに潜りこみ開演を待つ。

開演時刻を5分くらい過ぎた頃に客電が落ちると大歓声が上がる。そんな中いつものオープニングのBGMが流れ、メンバー登場。1曲目は「RIDE ON, BABE!」だった。

セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、この日のグルーヴァーズは最高だった。
声出しOKになったので会場からは今まで我慢してきた分の鬱憤を晴らすかのような遠慮ない掛け声、声援、ツッコミ(笑)があり、藤井さんも「うるせえ(笑)」とか言いつつもとても嬉しそうだった。
個人的にこの日のハイライトは「コロナがあって時空がゆがんでしまって、感覚がちょっと麻痺したりしてるんですけど、実はTOP OF THE PARADEから30年たった」と言ってやってくれた「HARMLESS MADMAN」!!!。ファースト収録の名曲であり、初期のライブでは欠かせない曲だった。最近全然やってなかったので、ここで久々に聴けて本当に嬉しかった。

また「無敵の日々」での「Do You Love Me?」の会場中の大合唱は感動的だった。私も大声でいっしょに歌ってしまいましたよ。藤井さんも「この声がずっと聞きたかったぜ」と言ってたし。

最後は「最後の煙草に火を点ける」で終了。本編は約90分くらいだった。怒涛の勢いであっという間の印象だったが、あとで確認したら18曲もやってくれていた。

アンコールは2回。鮎川誠さん追悼で「BACK DOOR MAN」「DEAD GUITAR」をやってくれて感激。
2回目のアンコールでは世界の不穏な空気に抵抗するような反戦歌「WHAT'S GOING ON」と、ウイルコ・ジョンソンさん追悼の「SHE DOES IT RIGHT」。いや、最高でした。

そういう訳で、最高のライブでした。久々に生で聴く藤井一彦さんのギター&ボーカルは凄く良かったし、高橋BOBさんと藤井ヤスチカさんのリズム隊も最高。この3人の音の塊をぶつけ続けられる、そんな空間に酔いしれるようなライブでした。
それと、ライブで声出しOKになったのは本当に大きい。客席からの歓声やシンガロングにメンバーもエネルギーをもらっていたように思うし、バンドと客の相互作用でライブを盛り上げていくという、ある意味理想的なライブだった。コロナ前のライブ風景がやっと戻ってきたと思う。


THE GROOVERS 2023.03.05 吉祥寺ROCK JOINT GB
01.RIDE ON, BABE!
02.無条件シンパシー
03.乱気流ガール
04.MOJO FIRE
05.最果て急行
06.FANG
07.何者
08.春だったね '97
09.HARMLESS MADMAN
10.錯覚
11.BEAUTIFUL MOMENT
12.COMPLETE STRANGER
13.THE OTHER SIDE OF THE END
14.ウェイティング・マン
15.EL DIABLO
16.無敵の日々
17.いにしえランプ
18.最後の煙草に火を点ける
(アンコール1)
19.BACK DOOR MAN
20.DEAD GUITAR
(アンコール2)
21.WHAT'S GOING ON(日本語歌詞)
22.SHE DOES IT RIGHT