それでは12/10に下北沢・風知空知まで花田さんの流れを見にいってきたので、遅くなってしまったがいつものように感想等書いておきたい。
花田さんが流れを再開してから3回目の都内でのライブ。10/23の千駄木RUBY'S ARMS、11/23の渋谷LIVING ROCKとそれぞれ仕事の都合で参加できず、今回やっと見に来ることが出来た。
10/2にはシオンの野音でギターを弾く花田さんを生で見ているが、花田さんメインのライブというと、私の場合2020年2/11のband HANADA以来だから実に1年10ヶ月ぶり、流れだと2019年8/24の館林カーター以来だから何と2年4ヶ月ぶりとなる。
そういう訳で、予約が取れた時からこの日が来るのを楽しみにしていた。本当に、本当に久しぶりの夢にまで見た花田さんの流れ。始まる前から期待は最高潮でした。やはり久々にお会いした花田メイトのみなさんと旧交を温めつつ、開演を待つ。
開演予定時刻を少し過ぎた頃に花田さん登場。この時くらい、声が出せないことが残念だったことはない。以前のように「花田ーっ」と大声で叫びたかった。
1曲目は「TELL ME WHY」だった。もうこの1曲目だけで泣きそうになってしまった。セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、この日は1部で全12曲、60分もやってくれた。いつもは長くても50分くらいなので、気持ちが乗っていたのかも。私はずっと夢心地でした。もうどの曲も良かった。
約15~20分くらいのインターバルをはさんで2部開始。2部の1曲目が「FEMME FATALE」だったのには感激。band HANADAではよく演ってくれるが流れでは珍しい。
また「南浩二の曲を」と言って人間クラブの「ふにゃふにゃ」を演ったのには驚いた。この曲も流れでは珍しい。もしかしたら初めてかも。
次のストーンズの「LADY JANE」も珍しい選曲だし、いろいろとレアな曲をやってくれて嬉しかった。
それとストーンズの曲が多かったが、やはりチャーリー・ワッツ追悼の意味合いもあったのだろうか。
そして個人的には配信ライブで披露された新曲(仮題・夢か幻か)が聴けたのも嬉しかった。2部は全7曲、約40分くらいだった。
アンコールは1回。「博多っ子純情」「泣くだけ泣いたら」「MY SWEET LORD」の3曲。「MY SWEET LORD」は私は初めて流れで聴いたかも。いや、良かったです。アンコールは約20分くらい。
この日の花田さんは歌い出しで声が枯れることが何度かあり、喉の調子は今一つだったかも。でもヴォーカルもギターも調子良さそうだった。
MCも絶好調で「ショーケン、裕也さんとめんどくさい二人が歌ってた曲」とか「あんまり好きじゃないんですけど、甲斐バンドの曲を」とか「(ふにゃふにゃについて)これ以上北九州らしい曲はない」とか、面白い発言も多かった。
そういう訳で、全22曲。約2時間くらいの素晴らしいライブでした。超久々の流れ、堪能しました。もうどの曲も良かった。流れが生で見れる、もうそれだけで幸せなんだと実感したライブでした。
また、この日は配信もされたので、そちらのチケツトも購入し後日自宅でも映像で楽しませてもらった。いつもなら現場に見に行けたライブは配信まではフォローしないのだが、この日は自分にとってそれだけ特別なライブだったのだ。
これからまた花田さんを追いかける日々が始まるのだと思うと、本当に嬉しくなる。次は来年1/22の館林カーターの流れに行きます。それにジプシーズも見たいし、band HANADAも見たい。
最後に。この日はジプシーズの市川勝也さんが見に来ていた。休憩時間に煙草吸いに行ったら横にいて驚いた。話しかけたら気さくに応じてくれたので、「ジュンスカのツアーでお忙しいでしょうが、ジプシーズのライブもよろしくお願いします」とお伝えしました。
花田裕之「流れ」2021.12.10 下北沢・風知空知
(第1部)
01.TELL ME WHY(NEIL YOUNG)
02.汽笛が(山口冨士夫)
03.風の中に消えた
04.あきれるぐらい
05.HEART OF STONE(THE ROLLING STONES)
06.借家のブルース(サンハウス)
07.時の過ぎゆくままに(沢田研二)
08.風の跡
09.SITTING ON THE FENCE
10.ロックンロール・ジプシーのバラッド
11.WILD HORSES(THE ROLLING STONES)
12.ローリング・オン・ザ・ロード(萩原健一)
(第2部)
13.FEMME FATALE(VELVET UNDERGROUND)
14.なまずの唄(サンハウス)
15.ふにゃふにゃ(人間クラブ)
16.LADY JANE(THE ROLLING STONES)
17.新曲(仮題・夢か幻か)
18.NO EXPECTATION(THE ROLLING STONES)
19.バス通り(甲斐バンド)
(アンコール)
20.博多っ子純情(チューリップ)
21.泣くだけ泣いたら(萩原健一)
22.MY SWEET LORD(GEORGE HARRISON)