それでは12/5にJOY POPSのライブを配信で見たので、大変遅くなってしまったがいつものように感想等書いておきたい。
私はスライダースは好きだったがかなり遅れてきたファンで、ライブに行きだしたのは「WRECKAGE」以降（そういう訳でこのアルバムが一番好きだ）。それでも武道館の解散コンサートにはかけつけた。
スライダース以降はハリーのソロは何枚かは買って聴いていたが、それも途絶えてしまっていた。ハリーのソロライブはチケットが入手しづらかったこともあり一度も行ってない。その程度のファンでも今回のJOY POPSは見たいと思った（二年前のツアーは残念ながら見られなかった）。そのくらいこの二人の組み合わせは魅力的だ。
ライブは定刻を５分くらい過ぎた頃に始まった。１曲目は「THE LONGEST NIGHT」だった。セットリストはいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、久しぶりにハリーと蘭丸が並んでいるのを見るのはやはり嬉しい。
４曲ほどやったところでハリーの「新型コロナの影響でツアーは延期になったけど、その機会にレコーディングできたので、THE INNER SESSIONから聴いてください」のＭＣに続いて新曲４連発。
これがすごく良かった。円熟なんて言葉はあまり使いたくはないが、この年代になったからこそ出せる音の説得力があったように思う。
その後はスライダースの名曲のオンパレード。定番曲に珍しい曲も織り交ぜてライブは進む。途中のメンバー紹介コーナーが面白かった。お互いに紹介するだけなのだが、ハリーがこんなことやるなんて昔じゃ考えられなかったことだ。年齢を重ねていい意味で丸くなったんだろう。
また、やはり会場では声を出してはいけないらしく、蘭丸がネタにしていた。
ライブ本編はだいぶアレンジを変えた「BOYS JUMP THE MIDNIGHT」。アンコールは１回だが４曲もやってくれ、ラスト２曲「BACK TO BACK」「風の街に生まれ」は私の大好きなライブアルバム「GET THE GEAR」と同じだと気づいて嬉しくなる。
そういう訳で約２時間半もやってくれた、いいライブでした。途中で蘭丸のシールドが抜けるトラブルが２回もあったり、ハリーも最後の「風の街で生まれ」では歌詞が飛んだりしたが、それも些細なことに思えるくらい、いいライブでした。
そしてやはりこの二人が揃うと、次は４人が揃うのを期待してしまう。その日が来るのは何時になるのであろうか。私が生きてる間になんとかお願いしたい。
JOY POPS 2020.12.05 LINE CUBE SHIBUYA
01.THE LONGEST NIGHT
02.安物ワイン
03.GET OUT OF MY MIND
04.TIME IS EVERYTHING TO ME
05.曇った空に光放ち
06.デルタのスー
07.新しい風
08.おれの悪魔
09.陽炎の道
10.手ぶらで来いよ～センチメンタルジプシー
11.カメレオン
12.サテン・ドール
13.すれちがい
14.PANORAMA
15.かえりみちのBlue
16.Special Women
17.ROCKN'ROLL SISTER
18.いいことないかな
19.BOYS JUMP THE MIDNIGHT
（アンコール）
20.天国列車
21.NO MORE TROUBLE
22.BACK TO BACK
23.風の街に生まれ
