トリッピーのルーツ〜大門まきの“経験”が詰まっています#2 | トリッピー表現力教室~自分で生きていく力~

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前回“トリッピーのルーツ〜大門まきの“経験”が詰まっています#1”のつづきです。

女優として様々な現場を経験していくうちに

感じた迷いや悩みから抜けだす中から

私(大門まき)がトリッピーに繋がる考え方や想いを

紡ぎ始める物語の後編です。

    私が“やるべきこと”はなんだろう

—自分の経験をどう活かそうか?

女優を続けるのをやめよう・・・と思っても

現実問題として、

“女優で食べていく”を目指してやってきた自分が、

女優以外の道で、やれることは何だろう、

という問題に直面します。

 

シンプルに考えれば、これまでの延長線上で、

「役者を続ける」という選択肢があります。

 

でも、役者を80まで女優として続けている

イメージはわきません。

アルバイトをしながら続けるのも、

私の中では「…違和感があるな」と思っていました。
(そもそも、アルバイトの場では、「普通」じゃないので、 

 完全に使えない人という扱いです(笑))


“女優”の単なる延長線上だと

進まないわけです。

 

そこで何をしようか・・・

 

「シフトチェンジするしかないよなぁ」と、

「これから私は何をするんだろう」という

 

「私が成したいこと」への模索が始まるのです。

 27歳の時でした。

—芸能の現場で学んだ事

 

舞台やテレビの現場で沢山の方々と一緒にお仕事をしてきたことは、

私の“経験”という財産です。

そこで、学んだり、鍛えられたりしたことが沢山あります。辛かったことも含めて、

今では良い経験です。感謝しかないです。
芸能の現場では、しつけ、礼儀作法を厳しく教えられます。

どの方にどの順番でどのように挨拶するのかとか、

今、相手に話していいタイミングなのかどうか、

時間についても適切に(遅すぎず、早すぎずに)守るとか、

自分の行動が周りにどんな与える影響を与えるかに気を配るとか。

 

自分の事だけではなく、まわりの人への“気配り”が必要な、

緊張でピリピリする現場です。
 

その場で、ときには叱られ、ときには教えやアドバイスを受け、

自分で考え行動を変えることで、学んできたことがあります。

先輩、後輩、キャリアの長さの長短は、ありますが、

一人一人が“独立したプロ”として、

自分の役割を果たすための、気配り心配りを学んで来ました。

—様々な人との関係で現場が作られていたのだから・・・トリッピーの考え方の芽

沢山のいろいろな役割、立場の人が関わって創りあげられる

劇団、芸能の現場で私がこれまで経験し学んだ事を、

言葉で表現するとすれば、

「その場面で、関わる人達との共通の目的、目標のために、

 その人達と良い関係を創りながら目標を達成する」ための、

 心の配り方、行動の仕方です。

私の場合、共通の目的は多くの場合

 “いい舞台(作品)を作る”

でしたから、少し具体的に言い直すと、

「その現場で、自分が良い舞台を作ることに貢献するために、
 監督を初めとしたスタッフの方、共演者の方と

 良い関係を築きながら(演者として)現場を作る」

 私は、これまでいい舞台を作るために、
 周りを見ながら
  …今、このことを伝えても良いのかどうか
  …この状況で自分はどう動いたら良いのか
  …相手の方に、憶えてもらったり、好意的に感じてもらえるように、
 を自分で考え、判断しながら動くことを身につけてきました。

私がこれまでの人生で試行錯誤して結果を作ってきた学びの中に、
トリッピーでお伝えしていることがあります。

トリッピーでは、子供たちだけでなく大人の方々にも
 ・人間関係を作る、整えるスキルを手に入れること
 ・自分で考えること(周りの状況・人を観察する)
 ・自立して生きていくこと(自分の考えを持って、周りの関係を保ちながら生きる)
を伝えようと決めました。

    自分自身を自分が認めること

—まわりはとんでもなくすごい人達だった芸能の現場

今でこそ、精神的に強くなって、自分の軸を持てていますが、
(女優をしていた)当時は、自分自身もブレていました。

というか、自信がなかったんだと思います。
現場で出会うの他の女優さんは、

「テレビで見るよりも、100倍可愛い!」

と思わず口にしそうになるくらいみんな綺麗で、

お人形さんのように見えます。

そのことだけでも

その人でなくてはならないという

“存在感”があります。

 

その“存在感”と自分とをつい比べてしまって、

自分が精進してきた(自分の“自信”を支えている)

“演技”への確信が揺らぐことがありました。
 

今から考えれば、他の人と比較しなくて良かったはずなのに。


—    “あなた”だから“あなた” が必要なんです

私が頂いていたお仕事というのは、

冷静に考えれば、大門まきに、大門まきだからこそ、

その仕事をもらっていたはずなのに、

自分で勝手に比較して、評価して、限界を作って、

自分が「出来てない」と思い込んでいたようです。
(・・・思い返してみれば、

 その頃の仕事、演技は、あまり良いものでは

 無かったように思います。すみません。)

(ブレがなくなった)今の方が断然、抜群に良い演技が出来ると思いますよ(笑)
あの頃から比べれば、内面的にも成長しているし、

限界を作るブレーキもないし、いまだにロシアの先生の演技ワークショップを受け続け、

バレエの身体表現、発音トレーニング、歌など、技術的にも向上しています。

時間とお金に昔よりもゆとりがあるので、

芸術鑑賞も世界からきた素晴らしいステージやアートなどを、

観に行っては、自分の内面の肥やしにしていますから。

自分を勝手に比較評価して、自信を無くしたり、

眠れなくなるほど悩んだ苦い経験がありました。

眠れなくて薬を処方されたこともありました。

でも、お芝居の現場に行っても、結局は目に見える自分の演技や態度が、

人に伝わり、それで評価されるので、
薬では何の解決にもなりません。

 

「やはり、自分の力で、心で、

 人生は歩いていかなければならないのだ。

 依存心や、人に頼ってもダメ!」

 

ということがその頃の、暗黒時代(笑)の経験で分かったのです。

   私(大門まき)の経験で得たことをトリッピーで伝えていきたい

私が“競争”の中で、様々な役割や才能、能力の方々の中で

頑張ってきた経験で気づいた最も大切な事の一つは、

「私は私でいい」

ということ。

だから、自分を止めたり、悩ませたりする、

自分の役に立たない“他の人との比較や評価”は、

「それ、本当はいらないヤツだから!

 それがなければともっと輝けるから!」

って、今の若い人だけ…でなく、

自分に自信が持てない方々に、伝えて、

そこから抜けだして欲しいと思うのです。

 

もっと輝けますから。

このように、トリッピーでお伝えしていることは、

単なる理論や机上論ではなく、

私(大門まき)が現場で学んだリアルな体験から、

エッセンスを抽出しながらお伝えしているものです。

このブログでも、私の体験、経験でお伝えできることは、

できる限りお伝えしますし、皆さんと直接お目にかかって、

お話を伺ったり、お伝えできる機会があるとうれしいです。

ぜひみなさんと、トリッピーで。お目にかかるのを楽しみにしています。

次回は、トリッピーで“受験クラス”が誕生した背景、

ストーリーをお伝えします。お楽しみに。

(話 大門まき、構成 ひじままさき)

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