久しぶりに血沸き肉踊るフィールドを発見。この感覚久方ぶり。詳細レポートは後日紹介する。その予告編をご覧あれ。

実はこの日、ある調査機関より【くらがり渓谷】のツアー開発を依頼され、次回その関係者と下見をする前に、フィールドを知っておきたかった事から、アウトドア仲間に声をかけていっしょに調査下見に同行してもらった。

しかし、この【くらがり渓谷】はキャニオニング又は、シャワークライミングを運営するには、非常に難しいフィールドだった。危険すぎて案内できないのではなく、あまりに単調すぎてツアープログラムを作れないのだった。この下見は残念な結果に終わった。

しかし我々の下見はおまけがあったのです。数週間前キャニオニングのお客さんから、豊田市松平に面白そうな渓谷がありましたよと聞きつけた。ネットで調べてみるとそれは【王滝渓谷】のようだった。王滝渓谷はくらがり渓谷から高速道路に戻る途中の道沿いにあったのでついでによるには格好の場所だた。

くらがり渓谷の下見も午前中で終わってしまったので、さっそく王滝渓谷の調査に向かった。気持を切り替えて、新たな渓谷に来たのだが、渓谷らしきものは見つからず、穏やかな流れにブッシュが生い茂り、ガサガサ遊びをするにはもってこいの場所。しかも、きれいな川で仕事している我々にとって、この川の色は最悪だった。

それでも、せっかく来たのだから「着替えて渓谷調査に行こう!」と誘うのだが、乗り気でない2名。今回の下見を主催して誘った側としても、楽しんで帰ってもらいたかったから無理やり川に繰り出したのであった。

しかし、その彼らもようやく見つけた渓谷核心部の迫力に圧倒していつの間に水質の悪さを忘れて子どものようにはしゃぎまわるのであった。「そう、そうでなくっちゃね」

では、王滝渓谷探検隊の始まりです。

こんなにワクワクしたのは久しぶり。言葉にならないレポートがそれを物語っています。