皆さんにとって いい医師 とは? | Drあおあか 医療現場のはじっこから

Drあおあか 医療現場のはじっこから

医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

皆さん、医師の理想はどんな感じでしょうか?

 

診断や治療が一流で、どんな訴えにも対応してくれて人柄もよく、たっぷりの時間をかけてゆっくり説明し、何かあればいつでも診てくれる。

 

願望を全てつめこめば、こんな感じになるのではないでしょうか。

 

でも現実は、このような事は、不可能です。

専門医主体が日本の医療の中心である事、上記をやれば、医師に無理がたたりバーンアウトしてしまう事、病院、クリニックの経営上無理である事が理由です。

 

このような幻想は捨てて現実的に対応するべきです。

 

私なりの対策を書いてみようと思います。

1

総合診療に精通した医師にコンタクトを持っておく。

なかなかいない、よく聞きます。

特に地方。でも、探せばいると思います。

以前参加した勉強会に地方の開業医の先生が

たくさんいました。勉強熱心でよく知っていて

尊敬できる医師がたくさんいました。

コンタクトとしたのは、定期受診を必ずしもする必要がない事です。困った時に道しるべをたててもらえばいいので。

経歴で一般病院が長い先生が、いいかもしれません。また総合診療という雑誌に寄稿している先生もいいかもしれません。

 

 

2

専門医にいろいろ相談しない。

専門医を全面にやっていきたい先生は、

他の症状など細々した質問を受けたくない傾向にあります。受け付けたくない医師と

受け付けて回答がほしい患者さんとでは

ストレスしか生まれません。

専門医は、専門だけ、これの方がいい場合が多いように感じます。

 

 

3

大学病院など大病院は、基本 道具として

使い倒す。

大病院の医師は、超多忙です。

そして、患者さんと人間的な関わりを持とうとしない医師も多い印象です。(大病院の多忙でもきちんと患者さんと向き合える医師は逆にとんでもなく素晴らしい方と思います!)

基本的には、感情移入せず道具のように利用する。これがいいと思える事が多いです。

 

かなり独断と偏見が入っているので

そのようにとらえ参考にしてください。