名医についていろいろ書いています。
私は、総合内科がメインスタンスなので、
その観点からの名医にどうしてもなります。
そのため、私にとっての名医は患者さんから情報を引き出すコミュニケーション能力が高い医師になるのかもしれません。
一方で、治療に特化した領域にも
名医はいると思います。
例えば、外科医、心筋梗塞をカテーテルで治療する循環器内科医などです。
この領域の名医、実は変わったヒトも多いのです。つまりコミュニケーション能力が高くなく
とっつきにくいヒトも多いのです。
このような領域はリスクが高いものです。
そのストレスは、当然相当です。
このストレスに耐える力が求められます。
もしくは、ズレていてストレスを感じない性質がある。
この後者の人材が、かなり多く、この危険な領域の治療をになっているのかもしれません。
ちょっと一般のヒトと感覚が違う医師が
ストレスをあまり感じずに危険な医療行為をたくさんこなせて、それで実力が上がり
名医となる。
これが、医療の1つの側面かもしれません。
最近思い始めています。
これらの領域の治療医は、そのスキルだけで
話しやすさなど人間的なふれあいは
期待しない。これも1つの正解です。