腕のいい外科医 カテーテルのうまい循環器内科医 共通点 | Drあおあか 医療現場のはじっこから

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医療現場での常識や患者さんが知っておいた方がいい情報を届けます。医療機関は、皆さん全員は利用することと思います。私のブログから情報を得て、上手な医療機関の利用をしていただくことを願っています。

名医についていろいろ書いています。

私は、総合内科がメインスタンスなので、

その観点からの名医にどうしてもなります。

そのため、私にとっての名医は患者さんから情報を引き出すコミュニケーション能力が高い医師になるのかもしれません。


一方で、治療に特化した領域にも

名医はいると思います。

例えば、外科医、心筋梗塞をカテーテルで治療する循環器内科医などです。

この領域の名医、実は変わったヒトも多いのです。つまりコミュニケーション能力が高くなく

とっつきにくいヒトも多いのです。


このような領域はリスクが高いものです。

そのストレスは、当然相当です。

このストレスに耐える力が求められます。

もしくは、ズレていてストレスを感じない性質がある。

この後者の人材が、かなり多く、この危険な領域の治療をになっているのかもしれません。


ちょっと一般のヒトと感覚が違う医師が

ストレスをあまり感じずに危険な医療行為をたくさんこなせて、それで実力が上がり

名医となる。


これが、医療の1つの側面かもしれません。

最近思い始めています。


これらの領域の治療医は、そのスキルだけで

話しやすさなど人間的なふれあいは

期待しない。これも1つの正解です。