老人の発熱での注意点を書きます。
咳も多いし、熱もあるし肺炎だと思うけど 胸部X線検査などでは、肺はキレイで肺炎の診断には至らないことあります。
でも点滴をして経過見ていると
肺炎のカゲが出てくることあります。
これは、カラカラに脱水で乾いていると
肺炎のカゲをつくらないことがあるのです。
肺炎のカゲは、細菌の病巣周囲に
炎症を起こしているからなります。
炎症は、悪いことではなく自分の白血球が戦ってくれている証です。
この炎症を起こすため白血球が集まる必要があり、水っぽくなった方が集まり易いのです。
脱水が強いと水っぽくならず炎症が起きず
カゲにならないけど 点滴などで水分補給されれば出てくるのです。
これは、介護される方や高齢者の方は、
知っておいた方がいいと思います。