メインシステムのCDプレーヤーの

ケンウッドL-D1は

デジタルのオプチカル出力を

ラックスマンのDAC  DA-07に繋ぎ

ライン出力を

パイオニアのプリアンプC-90に接続してます。


L-D1で再生してる音は

L-D1単体でプリアンプに繋がってる音と

単体DACのDA-07で変換されたのを

プリアンプに入力した

2つの音を

椅子に座ったままリモコンの

セレクターで切り替え

聴き比べれる環境な訳です。


そしてこの2系統の音が

音色違いは有っても音の情報量に

違いが無くて

少々自分の目論見と違う現状が残念で

出来る範囲で対策をしてました。


情報量が何処かで目減りしてて

違いが出てないのでは?

と仮説を立てて

パワーアンプ代わりに使ってた

ケンウッドのプリメインアンプL-A1を

メインシステムのパワーアンプから

サブシステムのプリメインアンプにして

パイオニアのプリメインアンプA-30を

パワーアンプにしたのもその一環。


L-A1はパワーアンプダイレクト入力は無く

ライン入力にプリアンプからの信号を入れて

L-A1のプリアンプ部を通過しての

パワーアンプへの接続。


C-90とL-A1のプリ部と

2回ボリュームも含めプリ部を

通過するのは情報量の目減りにならないか?

だったら安くてもパワーアンプダイレクト入力の有る

パイオニアのA-30をパワーアンプに

という考えですね。


L-A1からの聴き比べで

極端に聴き劣りは無くて

かえって音は少しストレートに

出て来てる感が有るので

そのままA-30をパワーアンプにしてます。


それでもL-D1単体とDA-07経由に

情報量の差は有りません。


因みにオプチカルケーブルは

オーディオテクニカの

ATSDP2000/1.3と言う

石英を使ったモデルです。


このクラスのケーブルから

更に上のケーブルにしても

情報量が劇的に増える気もせず

オプチカルケーブルの中古を

物色もしてません。


なんとなく

L-D1の内部でライン出力とデジタル出力に

元々の情報量は変わらないのかなと

思う様になりました。


元々の情報量を

内蔵のDACはしっかり変換してて

デジタル出力で出して良いDACを使っても

情報量自体に差が無い状態かな?


これが今までの経験だと

単体DACを使うと情報量が増えて

内蔵のDACは変換時に取りこぼしてる

情報が有ると思える差が有りましたが

現状のL-D1はそんな感じにならない。


一体型CDプレーヤーのデジタル出力と

CDトランスポートのデジタル出力では

そもそも音の情報量が違うと言う

経験は何度かしてて

一度しっかりした単体トランスポートと

比べてみたいと思いつつ

その様な機会は無いので諦めです。


そのL-D1単体とDA-07経由では

再生中にボリュームそのままで

切り替えてどうにか音質差が分かる程度。


違いとしては

単体は少し音が大きく聴こえて

DA-07経由は少し小さく聴こえる。


それは音に少し鋭さがあって

その鋭さで音が大きく聴こえる様な感じ。


自分が普段聴いてる音量だと

L-D1単体はその音量で十分だけど

DA-07経由だともっと上げても良いかもと思える音。


キツい部分が有ってボリュームを上げたく無い

気分に成るとも言えるかな。


個人的には

レコードだとどんどんボリューム上げたくなるけど

CDはある所で上げるのを躊躇する感覚に近いです。


変なピークを感じると言うか。


音に刺が無くて厚みが有るのがDA-07

少し刺を感じてシャープなのがL-D1単体。


DACの価格を考えると

もう少し決定的な違いが欲しいですが

それを引き出す方法を

自分は思い付きません。


残念です。