自分のメインシステムには

PSオーディオの古いクリーン電源が

組み込まれてて

大半の機器はこのクリーン電源からの給電です。



このクリーン電源はコンセントが3つ
計6個の口が有り
その内の4個の口が本当のクリーン電源の出力で
総出力は500W。

一旦交流100Vを直流にして再度交流にするタイプの
クリーン電源ですが
これが今のクリーン電源にはなかなか無い機能で
出力周波数が50Hzから120Hzまで
1Hz刻みで設定、出力出来る機能と
出力電圧も
95Vから105V迄1V刻みで調整可能で
その後のクリーン電源には
省略されがちな機能だったりします。

自分は60Hz、100Vで出力してて
現状80W程の出力を使ってます。

このコンセントには
CDプレーヤーのL-D1とX-30
DACのDA-07
ヘッドアンプのH-Z1の
4つが繋がり全て使ってます。

残りの2個の出力は
チョークコイルかな?


何だか良く分からないノイズフィルター的な物を
通過した電力がそのまま出力されてるコンセント。

クリーン電源側の電力もこのフィルターを通ってから
トランスの1次側に入るので
全てこのフィルターは経由してる形です。

こちらは壁コンセントと同じだけ
つまり1500W迄対応のノイズフィルタータップ。

そこにFMチューナーのKT-9700と
レコードプレーヤーのKP-9010のプラグが刺さってます。

これで6個全部塞がってるのですが
そこにプリアンプを追加。

電源を何処から取るかは最重要課題。

パイオニアのC-90の電源は


メインスイッチと小さいスタンバイスイッチの
2個仕様。

メインスイッチを入れても電源は入らず
その後にスタンバイスイッチを
押さないと電源は入りません。

設計上おそらくメインスイッチは入れっ放しで
スタンバイを本体もしくはリモコンで
ON/OFFして使う想定でしょう。

クリーン電源の本当のクリーン電源側は
電源スイッチで出力をON/OFFされますが
フィルター出力は
電源スイッチに関係無くコンセントに
電源が繋がってれば出力されてるので
C-90の設計を考えると
クリーン電源のコンセントより
フィルター出力のコンセントの方が向いてそう。

だからタップを1つ用意して
フィルター出力からタップに。

タップからKT-9700とC-90に給電する形に
コンセントを刺してます。

でも音質的にはクリーン電源側が良いのかな?

でもクリーン電源側の出力をこれ以上
気分的に増やしたくもない。

それにC-90の内部メモリーの
記憶用のコンデンサーが寿命らしくて
スタンバイでの電源OFFは
100Vは本体に来てるのでメモリー保持されますが
メインスイッチから切れると
一瞬でメモリーが消えて
スイッチは電源を入れると初期設定に戻ります。

それを考えるとフィルター出力に
繋ぐ方が好ましい。

と言う訳で敢えてクリーン電源からの
コンセントにプリアンプを繋ぐ事はせず
フィルター出力に繋いで使ってます。

プリアンプの修理をすれば良いのですが
その為に分解するのに
腰が引けるほとんど中身がぐちゃぐちゃな機種なので
正直別の場所が壊れるまではラックから
出す気にもなりません。

なので音質より使い勝手で
現状の電源の取り方が継続されるでしょう。