オーディオが好きな人は

機器にもそれぞれ拘りを持って

選択してると思います。


そしてそれぞれ

注力するポイントが有る気も。


ブログ等拝見して思うのは

比較的スピーカーに注力される方が多い気が。


今回友人2人が

立て続けにスピーカー買い替えをして

それぞれ前のスピーカーと

今のスピーカーでの

聴き比べが出来る状態でしたから

スピーカーの影響力と言うのは

かなり再認識させられて

スピーカーに注力される気持ちも分る状態に。


そしてスピーカーによって

かなりアンプの選択肢も変わると言うのも感じました。


能率も関係するでしょうが

スピーカーで鳴らし易い、難いが

発生するのが大きいです。


1人の友人は

以前はB&WのCM5で

今はパラダイムのモニターSE8000F

アンプはマランツのPM-15S2。


CM5が当時定価が176,000円



モニターSE8000Fが242,000円。




定価差額は66,000円で

そこにブックシェルフに必要な

スタンド代を考えると総合的に

コストの掛かってるのはCM5だと思えます。


でも買い替えて以降

友人がCM5の方が優れてた点を

挙げる事はなく全面的に8000Fの方が

音が好みだと言ってますし

自分も聴いてそう感じます。


スピーカーが駄目と言うより

PM-15S2ではCM5は鳴らし切れてない感が有って

8000Fは150,000円のアンプでも

過不足なく鳴ると言う事だと思います。


CM5にもっと別のアンプを使えば

もしかしたら8000Fが欲しくなる事も無かったかもですが

現状ではCM5に不満点が有ったから

結果買い替えと言う選択肢を選んだ訳なのですよね。


アンプに頼らないスピーカーなら

アンプに注力しなくてもそこそこ大丈夫だし

アンプに頼るスピーカーだと

アンプは奢らないと真価が出ないとも言えますかね。


でもそれも他と比べないと

なかなか判断は付かないですよね。


だからスピーカーを固定して

アンプに注力すると言う選択肢もある訳です。


そして自分はと言えば



写真での機器比率を見れば明らかに
入力機器重視でシステムを組んで来ました。

好きなスピーカーとアンプは固定で
それをよりよく鳴らす為に
入力に注力する。

個人的にはそれでの変化は感じて来ましたが
今回友人のスピーカー買い替えでの
変化量と比べると
費用対効果は入力は悪いかもと思えても来ました。

でもそれを認めて自分もスピーカー買い替えに
走るのは何だか今までの事を
自ら否定するみたいで複雑。

そしてまだ可能性は有ると思い
今日
スピーカースタンドを倒して
設置高さを低くする事を試してみました。

入力は送ってる筈なのですから
出口のセッティングを見直して
それをキチンとレスポンスする状態にすれば
良い結果に成るのではと言う判断です。

結果今までの音は
全体的に痩せてたと思える音が出ました。

15cm下げてこれだけの変化が有るなら
これをベースに
スピーカーの置き方を再考するのは
良い結果の近道だろうと思います。

それは今まで注力してきた
入力の真価がようやく出せる土俵が
出来るかもという事かもです。

その確認の為にも
また何処かのタイミングで
友人のシステムを聴かせて貰い
自分のシステムとの差異を知るのは
かなり重要ですよね。

その点で行き来の出来る友人が居るのは
本当に貴重だと思います。

自分の好きな音を客観視して
キチンと方向性を持つには
比較対象はある意味必須かも?!

沢山の機器を常に取っ替え引っ替え出来れば
もしかしたらスキルが付いて
その様な繋がりは必要無いかもですが
それもなかなか難しいです。

だからこそジャンクを安く買って
自分で直して聴くと言う選択肢が有るのでしょう。

それで得られる経験値はかなり大きいと
想像出来ます。

それも人それぞれの選択肢ですよね。

とにかく自分は
今まで注力してきた入力を
無駄にしない音を再構築するのが
目下の目標です。

当然その為の機器の入れ替えは
視野に入れません。

アンプとスピーカー固定で
より好きな音を目指します。