パイオニアのプリメインアンプA-30から
サブシステムのアンプの座を
譲り受けたオンキヨーのTX-8050。


インテグレーテッドアンプ(プリメインアンプ)
ではなく
ネットワークステレオレシーバと
表記される本機は
LAN入力を持った製品です。


豊富なアナログ入力に加え
それぞれ2系統ずつ
同軸、光のデジタル入力と
先程も書いたLAN入力。

アナログ入力の1つは
MM対応フォノ入力で
更にAM/FMチューナーも内蔵。

表面にはUSB入力もあります。

これの後型のTX-8250は
更にネットワーク性能を上げた製品で
Wi-Fi機能等も入ったようですが
そこまで行くと逆に多機能過ぎて
使いこなせないでしょうから
これくらいの機能が良いですね。

LANはradikoやインターネットラジオの
受信とパソコンとの連動が出来るようですが
まだ繋いでないので試してません。

と言うか
部屋までケーブルを引き回す苦労と
そもそもFM受信で聴きたい
NHK-FMは大丈夫なので
今はLAN接続は後ろ向きだったりします。

残念なのはフロントUSB入力。

対応拡張子にAIFFは無いのです。

自分のパソコンに取り込んでる音楽データは
ほぼiTunesでのAIFF音源。

これをUSBメモリーに入れても再生出来ないので
これまた使うことは無いかもです。
 
アナログ入力にデジタル入力で
かなりの量になり
それだけ全部の入力に対応すると
入力選択自体が大変になりますが
この機種は
CDでアナログ入力、デジタル入力
両方を受け持つ設計になってます。

つまりデジタル入力のみのポジションは無いのです。

仮に同軸1をCDと選択して
アナログ入力にもCDからの接続を
したとすると
デジタル入力を認識しなければ
アナログ入力を自動選択して
デジタル入力を認識すると
デジタルが優先的に認識されるのです。

どのアナログ入力にデジタル入力を
割り込ませるかは
後から任意で設定もで来ます。

フォノアンプはMMのみの対応ですが
通常使用では問題無いでしょう。

radiko対応なのにアンテナ入力もあり
AM/FM放送を受信も出来ますが
受信環境の無い方にはradikが
重宝するかもですね。

自分はFM用にトンボアンテナを立ててるので
逆にradikoの必要性を感じないです。

消費電力は230Wで
無音時消費電力が55W
待機時消費電力が0.1W。

それで定格出力は
100W×2ですから
パワーアンプ部はD級ではなく
通常のAB級だろうと推測出来ます。

と言うか重量8.8Kgで100W×2って
ちょっと凄いかもです。

多機能な分制御はコンピューター状態でしょう。

もう更新は無いですが
ファームウェアの更新とか有りますし。

万が一ディスプレイがダメになったら
ボリュームの位置や入力ポジション等
何も分からなくなるつまり使えなくなる
可能性が高い造りとも言えます。

ボリュームはデジタルボリュームで
いつまでもクルクル回るタイプです。

ただトンコンやバランスは
摘まみなのは使いやすいですね。

音はデジタル回路が入ってますが
ノイジーな感じは無くて
不快感なく使えてます。

多機能なレシーバは
コンパクトにしたいサブシステムに
うってつけな製品だと思います。