自分にとって
人生における優先順位の一番が仕事にあるのに、
その仕事を利用して
無意識に自分を下げてしまう人がいます。
そういう人は
だいたい向上心が高く
学ぶ意欲もあるし行動力もあり、
わりと周りより早い段階で
結果を出してしまえるという特徴があります。
その強みが裏目に出て
いつの間にか自分を下げてしまうのは
ゴールの更新をせずに
周りに同調することを選んだからなのです。
これって、
本当に早い段階で気づかないと
燃え尽きるを通り越して
自分は無力だと感じてしまうので
人生全体が崩壊に向かっていく場合もある。
半分崩壊したところで
私はようやく目が覚めて、
それでも戻るまでに相当の時間を要しました。
底まで落ち込むと
あとは上がるしかない、
って本当ですが
上がる意志がない人は落ちたままなので
生きるか死ぬかの瀬戸際まできた人にとっては
最後は自力であがるしかないので、
あまり意味のない言葉だと思います。
話は戻って、
大切な仕事をなぜ
自分を下げるために利用するのかというと
失敗したくない怖れではなく、
成功することへの怖れです。
周りから突き抜けることの怖さが
無意識に現状に留まるよう仕向けるので、
もちろん自分のポテンシャルも発揮しきれずに
ありきたりな型にはまっていく。
当然魂は窮屈なので、
必死にそこから抜け出すための
サインを示してくれるのですが、
そのときのわたしたちはもう留まることを選んでいるので
抜け出す必要すら感じていない。
そうやって順調だった仕事が
上手くいかなくなったり、
「違う」とか「飽きた」といって
新しい学びに飛びついたりするのです。
成功する怖れがある以上、
どれだけ新しいスキルを手に入れても
素晴らしいメソッドを習得しても
望むような結果は出ないし、
以前の自分らしさを発揮する感覚もない。
過去の自分を知っているだけに
諦めきれずにチャレンジするものの、
それはチャレンジではなく堂々巡り。
この痛い真実を受け入れ、
そして仕事を利用して
自分の価値を下げていたことを認めたとき、
ようやく本当の仕事が生まれます。
もともと能力がある人にとって
取り戻すべきは自己信頼のみ。
自分を信じるよりも
周りを信じて留まることが
どれほど自分を下げるかと思い知ったなら
もう元には戻れないです。
もしも今、
上手くいっていた仕事が
徐々に上手くいかなくなってきたと感じたならば、
新しい何かを探すのではなく
自分のゴールを更新することです。
ゴールを更新せずに
同じことをしていると
必ず活力が失われて燃え尽きます。
そのまま自分を見失い
物理的なゴールにしがみつく人もいれば
そもそも無理だと諦めの人生を送る人もいる。
それほどまでに
仕事が好きでもっと貢献したいという
意欲があるという証拠なのですが、
人はそれに気づかない。
だからこそ、
今この記事を読んでいるあなたは
達成済のゴールに感謝して
次の新しい無限のゴールへと更新してください。
まだその境地まで行けそうにないなら
私に話を聞かせください。
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