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身体を大切にする意識が

芽生えるのは、

身体を壊したときですよね。

 

 

当たり前に動けていたことや

不調なくやれていたことが

できなくなったとき、

身体の大切さを感じるものです。

 

 

けれども、

一度もとに戻ると

その意識は薄れていくもので

風邪を引いたときは

顕著にそれが現れます。

 

 

寝込んでいるときは

生活習慣を改めようと決意するものの

回復すれば以前と変わらない生活に

戻ってしまうものです。

 

 

本当に危機を迎えたときになって

ようやく心の底から改心するのですが、

 

「身体を大切にすること」を、

極端にとらえてしまうことは

結局は身体を大切にできないことがあります。

 

 

食事や運動など

方法論は何でも構わないのですが、

以前の習慣を完全に排斥しようとすると

自分自身をジャッジすることになるので

身体エネルギーは萎縮していきます。

 

 

一般的な「健康オタク」な人ほど

この傾向があります。

 

 

何かが良くて

何かは良くないものとする、

この意識はとても危険です。

 

 

特に、身体を壊したり

過剰なダイエットをした人たちは

一気に対極に振り切ろうとしますが、

それは必ず同じ失敗に見舞われます。

 

 

身体を壊した反動は

心の健康を壊すことになる。

 

 

身体を壊している時点で

心も不安定な状態だといえますが、

この時点で意識すべきは「止まること」なのです。

 

 

振り切って別の何かをすることではなく、

立ち止まって現状を受け入れることが

とても大切になります。

 

 

なぜなら、

身体は人生をあらわしているから。

 

 

新しい健康方法を探すのではなく、

生き方や考え方を見つめ直すときです。

 

 

だからこそ言えることは、

身体を壊すことは「健康」な証です。

 

 

「止まれ!」のサインを出してくれている、

その機能が働いているということは

身体を壊すこと=不健康ではなく自然な状態です。

 

 

その機能がなくなっていると、

「止まれ!」のサインなく強制終了します。

 

 

身体が教えてくているうちは

それに耳を傾けることができます。

 

 

我慢していることや

押さえつけていること、

飲み込んでいることや

妥協していることなど、

全て身体が教えてくれています。

 

 

身体を大切にするとは、

直接的なケアももちろん大事ですが、

日々の生きる姿勢を

今までよりも丁寧にすることの方が

遥かにエネルギーに満ちるので

結果的に無駄なものに手を出さなくなります。

 

 

身体を大切にするはずが

自分を縛り付けることになっていないか

身体の声に耳を傾けてみてくださいね。

 

 

Hatsumi/bodymaster

 

 

 

 

 

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