自分のことがわからない
自分探しをしたことはありますか?
自分が本当は何をしたいのか、
生きる目的は何か、
自分の人生って何だろう、
自分に対する疑問が湧いてくることは
誰にでも起こることだと思います。
今は自己啓発や情報が
錯乱しているので
余計に目に留まりやすく
考え込んでしまうかもしれません。
私もそれを思った時があり、
とにかく本をたくさん読みました。
1年で約1,000冊ペースを
4年ほど続けました。
知的探求が好きな性質なので
読み出すと次々に気になることが
増えてきて、
結局迷子になりました。
特に、心理学などは
気を付けないといけません。
浅い情報だけのものを読んで
言葉だけを捉えてしまうと
掘り出さなくていい自分の闇さえも
引き出してしまいます。
そして、そこに意味のない
意味付けをして自分を苦しめてしまう。
自分の過去に何もなかった念を
今の状況と紐づけて解釈し出してしまう。
一気に被害者意識の塊になってしまいます。
そんな状態に陥っている人も
少なくないと思います。
それも、後になれば学びとなりますが
必要のない苦しみも中にはあり、
それが自分のことを
わからなくさせてしまう種でもあります。
自分を大切にする
自分探しをするのは
自分への不信感から。
それが好きで楽しいうちは
気が済むまでやればいいと思います。
けれど、そこに何の意味もないと
感じていながらやめないのなら、
その闇から抜け出さないといけません。
あまりにも自分を蔑ろにしているから。
「自分を取り戻す」という言葉、
私もよく使うのですが、
本当に取り戻したかったら
自分の感覚に従うことを選択する
勇気が必要です。
本を読んで知識欲が満たされても
魂は満たされていないことを
知っています。
本当は答えを知っているなら
それを信じてみる。
学びの闇に潜ると
その状態がいつの間にか
心地よくなってしまい
抜け出すのが大変になります。
知っているのに知らないフリをする
魂の声を無視することのメリットが
あるとしても、
わたしたちは
自分を大切にすることでしか
自分を取り戻すことができません。
自分を取り戻す場所
自分のことがわからなくても
常に教えてくれているのが
わたしたちの身体です。
痛みの有無だけでなく、
なんとなく感じる不調や変化も
全て自分のことを教えてくれています。
私が伝えたいボディワークは
きれいになる、痩せる、
痛みを改善する、などの
目に見えた変化はもちろんですが
その先にあるのは
自分を取り戻すことです。
自分を取り戻す場所は
あなた自身の身体であることを
伝えています。
身体と向き合い対話することの
意味はここにあります。
自分を見失っているのは
魂とのつながりが途絶えているから。
身体からそのつながりを取り戻せば
自分を取り戻せた喜びに
満ちることができます。
自分を見失っていると感じている人は
ゆっくり呼吸するところから
自身の身体と向き合ってみてくださいね。
