◎この記事を読むと、仔犬の初めてのトリミングサロン選びの大事なポイントが分かります。
仔犬を家族に迎え入れた方にとっては、毎日が楽しくて幸せ
そんな日々を送られていることと思います
しかし、日が経つにつれてだんだんと臭いが気になってきたり、毛が伸びてモシャモシャになってきたり、爪が伸びて痛くなってきたり、体や耳を痒そうにするようになったりと、仔犬って可愛い～！というだけでは見過ごせない部分が色々と気になってくるものです
むしろ、「今まさにその状態です！」という方もいらっしゃるかもしれませんね
そうなってくると、必ず悩むのが
「仔犬の初めてのお手入れってどうしたらいいんだろう？」問題です
今回はそんな、仔犬の初めてのお手入れってどうしたらいいんだろう？問題に対して、
これだけはやってはいけないよ
ということを３つに分けて解説してみました。
それではさっそく発表したいと思います。
『仔犬の初めてのお手入れでやってはいけない３つのこと』
その①：自分でやってみる
その②：放置し過ぎる
その③：トリミングサロン選びを間違える
ズバリこの３つです
一つずつ解説していきます
『その①：自分でやってみる』
色々気になってくると、
興味本位で自分で洗ってみよっかな～と思ったり、
ペットショップで勧められてお手入れグッズを一式買い揃えてしまったので最初は自分でやらないといけないのよね？と思ってしまったり、
どうしたらいいか分からず自分でやらざるを得なくなってしまったり、
様々な理由から自分でやってみてしまう飼い主さんが多いんです
その結果どうなるかと言うと・・
多くの飼い主さんが失敗して、断念します
実はわんちゃんのお手入れってそんな簡単に出来るものではないんです
世の中のトリマーさんたちも学校でたくさん勉強して、トリマーとして社会に出て、それでも新人トリマー時代はまだまだ経験不足で全然戦力にもなれません。
何年も経験を積んで、たくさん勉強して、やっと今があるんです
それでもわんちゃんのお手入れは簡単と思ったことはありません。
ましてや、お手入れに慣れた大人のわんちゃんではなく、まったく経験がない仔犬です。
初めてわんちゃんのお手入れをしようとする人が、初めてお手入れされるわんちゃんのお手入れをするのですから、上手く出来ないのは当然なんです
だから自分でやるのはやめましょう・・
ということなのですが・・
実は
一番問題なのはここではないんです
問題なのは、上手く出来なかった時のその先なんです
失敗するって具体的にはどう失敗するかと言うと、
わんちゃんが嫌がって出来なくなって断念することがほとんどなんです
なぜ嫌がるのか？
・爪切りで深爪し過ぎて出血して痛かった
・ブラッシングでもつれが引っ掛かって痛かった
・無理やり抑えられて嫌だった
・シャワーでバシャバシャお湯をかけられて恐かった
・お湯が鼻に入って苦しかった
・ドライヤーの風が恐かった、熱かった
などを初めてのお手入れで経験してしまった場合、それが原因でお手入れを嫌がるようになってしまうのが典型的なパターンなんです
仔犬の時期に経験することは本当に貴重でとーっても大事です。
この初めてのお手入れで経験した「イヤだった」という気持ちは、記憶に深～く刻まれてしまい、その子のお手入れに対するイメージはマイナスからのスタートになってしまうため、お手入れ嫌いのわんちゃんに成長してしまいやすくなるのです
マイナスの状態から挽回していくのは簡単なことではありません
『その②：放置し過ぎる』
先ほどの興味本位でやってみようと思う飼い主さんがいる反面、犬のお手入れなんて私には恐くて出来ないですという方もいます。
そのような方は最初からトリミングサロン（動物病院）などに行くことを検討していると思いますが、中には、いつから行けばいいか分からない、どこのサロンに行ったらいいか分からないと悩んでいたり、まだ平気かな？と思っているうちにどんどん月日が経ってしまうことがあります。
先ほども書いたように
仔犬の時期に経験することは本当に貴重でとーっても大事です
１才になった犬は人の年齢に換算すると18才くらいと言われていますから、単純計算で仔犬にとっての１ヶ月は人でいうと1.5才成長しているのと同じ感覚といえます。
つまり、例えば生後７カ月、８カ月頃まで何もせずに放置してしまうと、人でいうと10才～12才頃までお手入れの経験が何もないということになってしまうのです
この年齢（月齢）になると人も犬も日常生活の中で楽しいこと、恐いこと、危険なことなど様々な経験を積んでいますから、警戒心も十分に備わっています
なので、この時期になってから初めてお手入れを経験させようとすると、必要以上に警戒して嫌がったり、恐がったり、慣れなかったりしやすく、お手入れ嫌いになってしまいやすくなるんです
『その③：トリミングサロン選びを間違える』
ここまで読んで下さった方ならもうお分かりかと思いますが、
結論からいうと仔犬の初めてのお手入れはなるべく早い時期にプロに任せましょう！
ということになります
ただ、ここにも落とし穴が・・
それはトリミングサロンならどこでもいい訳ではないということです
最初のサロン選びを間違えてしまうと、せっかく早くプロに任せたとしても、お手入れ嫌い・トリミング嫌いのわんちゃんに成長してしまう可能性があるんです
こちらの記事では、良いトリミングサロンの見分け方のポイントを紹介していますので参考にしてみて下さい
仔犬は、
興味深々で落ち着きがない
見る物、されること、何から何まで初めてで恐い
集中力が続かない
飽きっぽい
我慢出来ない
すぐオシッコしたくなっちゃう
人が好き過ぎてじっとしていられない
そんな子がほとんどです
でもそれが当たり前なんです
それで良いんです
だって仔犬ですから
ですが、いつも忙しくて時間的なゆとりがないようなサロンで初めてのお手入れを経験してしまうと、仔犬のペースに合わせたお手入れなどしてもらえず、強引、強制、押し付けのトリミングをされる可能性が高く、どんどんお手入れやサロンが苦手なわんちゃんになっていってしまうのです
【まとめ】
・仔犬は毎日色んな経験を積んで心も体もどんどん成長していくので、警戒心が強くなる前に出来るだけ早い段階でお手入れの経験を積ませてあげましょう
・犬のお手入れは簡単に出来ることではないので、特にお手入れの経験が乏しい仔犬のお手入れに関してはプロであるトリマーさんに任せましょう
・トリミングサロン選びはとても重要で、間違えてしまうとかえってお手入れ嫌い、サロン嫌いのわんちゃんになってしまいます。
時間的なゆとりがあって、仔犬のペースに合わせて、優しく丁寧に接しながらお手入れしてくれるトリミングサロンを見つけましょう
いかがだったでしょうか？
仔犬を飼い始めた方にとっては避けては通れない「初めてのお手入れってどうしたらいいんだろう?」問題
犬の平均寿命が１５～６歳と言われている今、
愛犬のお手入れとも、これから先１５～６年間ずっと向き合っていかなくてはなりません。
もし、愛犬にとってお手入れやサロンが嫌なこと、苦手な場所になってしまったとしたらそれはとても可哀想なことだと思います
私たちトリミングサロンnookは、仔犬の性格や特徴を理解した上で、
仔犬のペースに合わせて、時に休憩を挟んで一緒に遊び、マンツーマンで信頼関係を深めながら、トリミングが大好きというマインドを一緒に育んでいけるようなお店作りをしています
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この記事を読んで、皆さんの大切な愛犬との生活に少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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