Sunday*Novel『ハテシナイヤミノナカデ』 | 千夜一夜の夢物語

千夜一夜の夢物語

何気ない日常、それはありえない非日常。

いつもどおりの現実、しかし考えるのは非現実。

当たり前の事実、捻じ曲げられた虚構。

お断り:毎週日曜日は一応適当な小説を書いていく日になっていますので、ご了承下さい。

    付き合いきれないわ!という方は、回れ右でお願いします。



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よく見かける質問だが、真面目に答えを考えたことはない。

実際、その場面に遭遇してみなければきっとわからないと私は思うから。



『もし、地球が明日で終わるとしたら貴方は何をしますか?』





好きなものを食べたり、行ってみたいところに行ってみたり、買いたいものを買ったり…。

私自身、好きな食べ物があるわけでもなく、行きたいところがあるわけでもなく

ましてや買いたいものがあるわけでもないのでぱっと浮かばないのが今の答えだ。



ここでもし、好きな人でもいたのならば考えは違ってくるのかもしれない。



離れ離れとなってしまった彼らのように、年に一度だけ会える日がその日ならば

日付が変わった瞬間に会いに行って、自分が自分でなくなってしまうまでずっと

傍にいると思う。お互いの体を寄せ合って、何も言わなくてもよくて、ただ体温を

感じられる場所にいるということだけが幸せと感じられるように。



愛してしまったその人を、最後まで愛せる自信は貴方にはありますか?


好きになったその人を、最後まで好きと言える自信が貴方にはありますか?




その人を置いて、いなくなってしまうことを貴方はできますか?




一人になることの寂しさを、辛さを、悲しさを知っているから人との温もりを求めて

誰かを探しているのだろう。

その誰かが見つかったときに、私は何をすることができるのだろう?



「私は貴方の手を強く握りしめていたい。だから貴方は、私の手を離さないで」



指から伝わる体温を、全身で感じていたいから。

ひと時も、この手を離さないでいてほしいから。



真っ青な空を見て、今夜は星空がきれいだと予想できる。

満天の星空に、ゆっくりと今夜は橋がかかる。

それを渡った先に見えるのは、愛しい人であってほしいから…。



たった一枚の短冊に、思いを込めて。




「貴方に会いたい」



end


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ここまで読んでいただきありがとうございます。

今日は七夕ということで、更新は日付が変わるぎりぎりになってしまいましたが

書いてみました。相変わらず適当な流れの話なので読みにくいかと

思います…すみません。



最近、ふとなぜ自分は恋愛を避けているのだろうか?と自問自答してみました(笑)

深いところまで掘り下げた結果、私の中学生の時にしまい込んだパンドラの箱の

中身に関係あるということに気づきました。

そういえば、それ以来人を信じ、好きになるということを真剣にしていないのかも

しれません。いつか、その箱の鍵を自分で開けられるようになったのであれば

他人を信じ、好きになっていけるのかもしれないなと感じました。



鍵は、思いもよらないところに落ちているかもしれないですからね。



ちょっと真面目っぽい話になりましたが…(笑)



前日の話は、また明日にしようと思います。日焼けがイタイぜ!!(笑)



強く願えば、その願いは叶うと私は思っています。

言葉にすればするほど、それは強くなると思います。



だから、あの人に会えたんだと思ってます(大笑)