ジャマイカ人は話を盛るのであんまり信じてはいけないが、ギャルを用意出来るのは本当みたいだ。出会ったその日に4人もギャルを連れてきた。






ディジー

 『ね?言ったでしょ?私に任せなよ!ギャルは用意してあげるわ。その代わり unruly の人紹介してね。』



 unruly のキリキリ達ならいくらでも紹介出来る。お安い御用だ。 unrulyのブランドは若い子に今1番効く。


PETRO 『可愛い子連れてるやん。お前はアジアのギャルしかいかないと思ってたわ。ブラックギャルもいけるとはな!』



ジャマイカではギャルを連れてればdissはされない。


むしろリスペクトされる。良く日本人のサウンドマンが男同士でジャマイカでまとまって動いているが、女の子もいると見栄えが良くなるので、男同士で動くよりギャルと一緒に動くのをオススメする。


dubとかの交渉もしやすくなる。それだけジャマイカではギャルが重要なのだ。

gyal is everythingだ。


ジャマイカは日本と違い、一夫多妻な人もいる。もちろん、日本と同じように一対一の交際をしている人もいるが、金や権力がモノを言う世界のため日本だと女たらしだが、ジャマイカだと反対にリスペクトされる。


自分も以前付き合っていた女性にジャマイカンギャルと楽しくしている動画を見られて、怒られた時に、


ジャマイカナイズドされすぎた俺は

『アイドニアだって、あんな女とヤリまくるって歌を歌ってるけど、実際の生活だと奥さんを愛してるだろ?それと一緒だよ!』と言ってしまった。


その時彼女は『アイドニアの奥さんみたくなれる訳ないでしょ?私は日本人だよ。あとアンタはアイドニアじゃないから。』


間違いない。俺はアイドニアではないし、彼女も俺も日本人だ。


そのあと俺は振られた(爆)



世界は広い、色々な文化や風習があり、郷に入っては郷に従えというが、俺もずいぶんと被れてしまった。ラガにドップリだ。


しかし、ラガにドップリ過ぎると、普通の幸せを逃す。イかれたところまで来てしまった。




日本人の女性が世界で1番最高だと思う。ジャマイカに来て日本人の女性の素晴らしさを実感している。




ギャルを揃えたが、まだまだ確実ではない。俺が心配そうな素振りをしていると、キリキリ達は足元を見てきた。


『ボスを呼びたいなら金を出さないと来ないぞ。』

キリキリの中の1人が俺に言ってきた。


俺はその一言で久々に怒ってしまった。

『もしポピーが来ないならdissだからな!何年 unruly と一緒に動いてんだよ?馬鹿野郎!』


その時持ってた水をキリキリにぶん投げた。久々にムカついてしまった。ぶっちゃけ1人で色々やっていたので精神的にもギリギリだった。



日本からの仲間もいねーし、以前手伝ってくれたガチャも自分達のことがある。今回は誰にも頼れない。






自分のことだから、自分でクリアしないといけない。諦めるって考えは一切無かった。


PETRO

 『お前の苦労は分かってるよ。明日は絶対来るようにいうから、安心しろや。ファミリーやろ。』



いよいよビデオ撮影当日になった。



果たしてまたポップカーンは来てくれるのか?


一世一代のビデオ撮影が始まった。