斜めの家 ソリーナ 異端 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

ソリーナ

 

オランダの Eminent NV 社が開発した弦楽器の音を出すオルガンの製品名。いわゆる「ストリングス・アンサンブル・キーボード」の元祖である。米国のシンセサイザーメーカー ARP 社にも OEM 供給され、ARP ブランドでも販売された。「ソリーナ」「ストリングスアンサンブル」「アープソリーナ」などと呼ばれる。

音色は弦楽器風ではあるが、今となってはそれほど生々しいものではない。しかしその音色は「ソリーナの音」として高く評価され、現在のサンプリングライブラリなどにも良く収録されている。

 

 


 

斜めの家

 

 

 

 

異端

 

ファイヤーベントは過激に科学者を挑発する哲学者だ。

その思想はとめどなくパンキッシュでパンチも効いている。

「科学の進歩にパターンなんてない。何でもありだ」

「科学も文化の一つにすぎず、宗教、政治と似たシステムだ」。

この異端児的感覚が堪らない。

 

 

 
 

 

今から6500年くらい前、突如空から飛来した直径約10キロあるといわれている巨大隕石により、恐竜やアンモナイトを含む大量の生物種が絶滅したという学説がある。

時速1万キロでの激突。そりゃたまらん。

 

その隕石は、メキシコのユカタン半島北部にある巨大クレーター、つまり「激突の痕跡」の「チクシュルーブ」に埋っているといわれているそうだ。

まあ、もう形はほぼないんでしょうが。

 

これは1978年石油採掘に伴い発見されたもので、直径は180㌔だという。

ちなみにこの学説の提唱者は地質学者ではなく、物理学者のルイ・アルバレであるという。

 

 

 

「プレートテクニクス」は、現在、常識である。

大陸は移動しており、これが自身の要因となるというあれだ。

この大陸が移動している説の最初の提唱者はなんと気候学者・アルフレート・ウェゲナーであったらしい。

 

しかしこの説は最初、地質学者ハロルド・ジェフリーなどによって糾弾されまくったという。

本家地質学をたしなむものとしての意地とプライドがあったわけだ。

数学理論を使った計算でこれを完全論破。

高笑い。

...と思いきや、この計算方法にそもそもミスがあり、結果、ジェフリーはのちに赤っ恥をかく羽目になる。

 

天動説ー地動説しかり。

今日の常識は、明日の非常識によって覆されてゆく定めなのかもしれない。

すべてがそうだとは思いませんが。