悲しい色やねん 今度はイタリア抜きで | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://www.music-scene.jp/triflingbeetle/

 

ココロがぶっ壊れたら治療は年単位。

だからすぐに逃げるが勝ちだ。

逃げてから、行き、生きてから立て直し、再び戦う。

これに尽きる。

 

 

悲しい色やねん

 

 

大阪にラスベガスを作ろうという映画で森田芳光監督。主演は仲村トオルだった。

 

2016年12月、カジノ法案が成立。衆議院委員会の審議を経てたった6時間で通ったという。

余った時間は、谷川弥一議員が般若心境を朗読して過ごしたという(笑)。

なんとも能天気というか、責任感がないというか。この法案がギャンブル依存症を激増させることは火を見るよりも明らかなのに、である。

 

また、井川意高・大王製紙前会長が記した「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録」は壮絶な内容で開いた口が塞がらない。

2011年に逮捕、裁判を経て2013年収監。獄中発表された手記だ。

これによると、

「スロットやパチンコにはまりすぎて破滅する人の気持ちが手に取るように理解できる。アドレナリン、ドーパミンが噴出し、次こそは勝つという闘争心、敗戦の悔しさ、勝利の高揚感、これら多様な要素が相まって、妙な快楽を生む」

と書かれていたりする。

また、

「勝っても負けても決して終わらない、地獄の釜の蓋が開いた瀬戸際で味わう、じりじりと焼けこがれるような感覚が堪らないのだ。このヒリヒリ感がギャンブルの本当の恐ろしさである」

と結んでいる。

文章はややくどいもののリアル感満載。

獄中受刑者ならではのこの生々しさあふれる感覚(笑)。

 

 

 

 

 

 

今度はイタリア抜きで

 

戦後、日独間で企業を提携し合うような時のジョーク。

 

「今度はイタリア抜きでやろうぜ」

 

大本営発表めく、なんとも時代錯誤でパンチの効いたギャグなんだ。