おはようございます、Jayです。

 

 

俳優の斉藤洋介さんがオレオレ詐欺の被害に遭われた事を告白されました。

とても勇気がいった事だと思いますし、それだけ私達に注意喚起をしていただきたかったのでしょう。

そんな私の所に、電話ではないのですが怪しい業者が以前やって来て今朝はその時の話。

 

ある日の午後に玄関のチャイムが鳴ったので出るとさわやかな雰囲気で見てすぐに “営業だ”とわかる方(Aさん・20代男性)が立っていました。

A:「こんにちは。私は〇〇会社の△△というものでして、ここら辺を順番に回らさせてもらっているんですが~。ご主人様でいらっしゃいますか?」

私:とりあえず「いえ、違います。」と答えてみる。

A:「ではご主人様もしくはお母さまはいつ戻られますでしょうか?」

私:「さ~、わかりません。」

A:「実はお家設備の◇◇を工事させてもらっているんですけど…」

私:「うちは必要ありませんので。」

 

といったやり取りがあったのですが、家の工事となるとそれなりの額になるので突然やって来られた方に「ではお願いします。」とは言えません。(それにそういう事をお願いしている所はすでにありますし)

 

そして1週間も経たないうちに今度は別の会社の方(Bさん・40前半男性)が来ました。

B:「こんにちは。私は××会社の●●で▲▲の工事を任されて順番にやらせてもらっているのですが、ご主人様はいらっしゃいますか?」

私:「うちは必要ないので。」

 

Bさんとはこれだけで終わったのですが、ここで疑問がいくつか出てきたのでみてみましょう。

 

・1週間もしないうちに似たような仕事(家の同じような所の工事)をする会社が営業に来るか!?

 

・AさんとBさんは部下と上司のような感じに見えた

あくまで私の意見ですが、会社名は違いましたが挨拶の仕方・喋り口調・笑顔の作り方など似ているところがいくつかありましたのでそう見えました。

 

・Bさんはなぜ私を家の主人だとは思わなかったのか

Aさんは「ご主人様でいらっしゃいますか?」と聞いたのに対してBさんは最初から「ご主人様はいらっしゃいますか?」と聞いてきました。(私の日本語能力でもはっきりと「で」と「は」は聞き取れました)

Aさんには家の主人に見えたけどBさんにはなぜ家の主人に見えなかったのでしょうか。

もちろん個人の見解の違いと言われればそれまですが、こんな短期間に似た事が起こっているので疑念を抱かずにはいられません。

またまた私の妄想ですが、不発に終わったAさんはBさんに“息子が出て来て外見は〇〇な感じだった”といったやり取りがあったのでしょう。

 

何年か前にも「外から拝見したのですが、お宅の家の屋根がけっこう傷んでいるように見えるのでチェックさせてもらえませんか?」という方が来ました。

先ほども言いましたがすでに家の事に関しては特定のとこにお願いしているので即断ったのですが、数か月後にまったく同じ人と思われる方が同じ感じで訪問しました。

 

営業の方にしろ屋根修理の人にしろ共通しているのは“共に2回来た”という事と、“2回とも断ると3回目はない”という事。

なんでしょう、2回来る事によって親近感を沸かせようとしているのか(違う会社でも同じような理由なので)、それに“もしかしたら本当に屋根がやばいのかも”と不安を煽らせたいのか。

もちろん多くの業者はちゃんとしていると思いますが、私は突然家に訪問して来た方を信用出来ません。

 

騙す方は私達の平常心を失わせて考える暇を与えないようにします。

例えば斉藤洋介さんのケースだと息子と名乗る男が“未成年を妊娠させた”と親を驚かせて平常心を失わせた。

その男は“携帯電話を失くした(から非通知)”と言っていたのを怪しんだが、その後“新宿の遺失物係”と名乗る男から電話がかかってきて信用させてしまった。

 

“車の事故を起こした直後なのに加害者が茫然としていた”というニュースを幾度か耳にした事があります。

きっと想定の事が起きたり言われたりするとこのように私達は茫然としてしまう(平常心を失う)のでしょう。

そんな平常心を失った時は思考能力が低下していてとても騙されやすくなっていると思います。

 

車の事故はもちろん警察と場合によっては救急車を呼ぶ事ですが、斎藤さんのような怪しいケースはいったんその場を去る(電話を切る)などして、自分から再確認する行動を取ってみましょう

「自分から再確認」がミソです。

直後に電話がなったり誰かが訪問して来ても応対せずに、自分から息子に電話するなどして真実かどうか確認してみてください。

仮に直後に警察関係者や弁護士と名乗る男が電話して来て信用しても、もよりの警察署や弁護士連盟に連絡してちゃんと実在する人なのか確認してみましょう。

もしくは“#9110”に電話しましょう。

もちろん自動車事故など緊急性が高いのは“110”に電話ですが、“#9110”は警察相談専用電話で「治安に関する不安や生活における心配ごとがあれば警察の相談窓口まで気軽にお尋ねください」とあります。

後は、通話を自動録音する機器もあり、自治体によっては無料で貸し出しをしている所もあるみたいですのでそれを活用されてみてはどうでしょうか

 

もし今度また同じような営業来たら今度は英語で受け答えしてみようかな。

逆に相手の平常心を失わせるかも。(笑)

 

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