こんばんは、Jayです。


今夜は現在形で「走る」を意味する“run”と過去形で「走った」を意味する“ran”の発音の違いとコツについてです。
これはどちらもカタカナで表すと「ラン」ですが、発音の違いは「ラ」と言う時の口の開け方です。
ではもう少し詳しく解説していきます。

run”の発音
口をすぼめて、舌を反ってからあまり口を広げずに「ラ」
「ラ」と言ったら(口は閉じずに)すぐに舌を上の歯の裏に当てる。(これが「ン」の音になります)

ran”の発音
口をすぼめて、舌を反ってから口を母音の“エ”の形に持って行きながら「ラ」
そして同じく「ラ」と言ったら(口は閉じずに)すぐに舌を上の歯の裏に当てる

いかがでしょうか。
“run”の「ラ」は口を母音の“ウ”のようにすぼめて言うのに対し、“ran”は口を“エ”のように少し横に広げて言います。
それでは実際に発音をお聴きください。
“run→ran”と交互に3回ずつ言っていますが、違いをよりわかっていただけるように2回目は“r・un→r・an”と言っています。


違いは聞き取れましたか?
“聞き取る分にはわかったけど、発声する時はまだ苦手”という方。
“「ラ」の長さ”を変えてみてはいかがでしょうか。
“run”と言う時は「ラン」と短めで、“ran”は「ラ-ン」と少し伸ばすのも一つの対策です。

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