こんばんは、Jayです。


みなさん、野球の「完全試合」というのをご存知ですか?
“一人の選手も塁に出さずに終わる試合”の事です。
ヒット、エラー、四死球など一切なしで、文字通り誰一人も“塁を踏ませない”。
これはめったに達成される記録ではなく、数年に1度起きれば良いほうです。

実は10日前に“あと一人で完全試合”という試合がありましたが、27人目にヒットを打たれた達成ならずというのがありました。(ダルヴィッシュ有投手も2年前に“あと一人”まで行った事があります)
ヒットで断たれたなら納得できますが、もしこれが審判の“誤審”によって絶たれたのならどうでしょうか。

実際に“審判の誤審によって完全試合が断たれた”というのがメジャーリーグで5年前に起きました。
デトロイト・タイガースのアーマンド・ガララーガ投手は完全試合まで残り1人。
最後の打者を一塁ゴロに仕留めたかのように観えましたが、審判の判定は「セーフ」。

↓リスニングの練習と思って、ABCニュースの映像をどうぞ。
特に“1:25”過ぎにガララーガ投手が何て言っているか注目してください。
(お手数ですが、“YouTubeで見る”をクリックしてください)


聞き取れましたか?
Galarraga:
“Nobody is perfect.”
「完璧な人なんていない。」


試合後に審判は自分の過ちを認めました。
そして翌試合で再開し、審判の目には涙が。

“2:00”からタイガース監督も仰っていましたが、この試合は永遠に忘れ去られる事はないでしょう。
完全試合は多くありませんが達成されています。
残り1アウトで審判の誤審により奪われ、しかしその審判を責めるのではなく理解を示したガララーガ投手の言葉。

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誤審

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