こんばんは、Jayです。


錦織選手は順当に勝ち上がって行っていますね。
さて今夜は私が対戦した相手やコーチをしていた時の選手達に褒められたあるテニス技術についてです。
褒められて嬉しかったのですが、その反面少し複雑な気持ちになりました汗1

それは
「私のバックハンド・スライス、バックハンド・スライスのロブ、バックハンド・スライスのドロップショットのどれも同じフォームから繰り出されていてどれが来るかわからない」
というものです。
野球のピッチャーで言えばカーブやスライダーが同じフォームから投げられている、といった感じでしょうか。

ここでバックハンド・スライスをご存じない方のために解説します。
利き腕側で打つ「フォアハンド」と非利き手側で打つ「バックハンド」があり、「スライス」はボールに逆回転をかけてボールが相手コートでバウンドしてもあまり跳ね上がらずに相手にとっては打ちにくいボールになります。(卓球でいう“カットマン”のよう)

エアーKのように“このショットで決める”といった攻撃的なショットではなく、“相手に攻撃的なショットをさせない”といった守備的なショットです。
特に相手の頭上を越すスライス・ロブはバウンドしたらボールの勢いが弱まるので、相手は頭を越されても比較的容易に追いつきます。
しいてあげるならドロップ・ショットは1発で決めようとする時もありますかね。

以上、褒められたけど少し複雑になった事でしたw
明日は錦織選手の準々決勝です!!

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Have a great evening 全仏