こんばんは、Jayです。


みなさん、人生で味わった最低気温はどれくらいですか

マサチューセッツ州(州都:ボストン)に住んでいた時に、隣の州へスキーをしに行きました。
そこはマサチューセッツ州より北にあるだけあって、私が住んでいた所よりも一回り寒かったです。

当日の気温は-30℃強
それまで私が体験した最低気温は-20℃台後半。
ほんの5℃くらいの差でしたが、感覚的にかなり違います。

-20℃後半:外に出る事自体は大丈夫。5分過ぎた辺りから体が痛み出して、10分を越えると命の限界を感じられる。
-30℃強:外に出た瞬間に命の限界を遠くに感じ始める。本能が“これはヤバい”とうずき出す。

実はリフトに乗った時に私は後々とっても後悔してしまう事をしてしまったのです。
本能に従うべきでした。
みなさん、私がお昼に書いた防寒対策”で大事なのは何でしたか
そうです、“出来るだけ肌を外気に触れさせない”です。

私はその鉄則を破ってしまいました。
リフトに座っている途中に手が痒くなって、“手袋を取る⇒手を掻く⇒手袋をつけ直す”をしました。この一連の作業は“10秒未満”でした。

そして1分もしないうちに手袋を取った方の手が急激に痛み出しました息止め
大の男がギリギリ我慢して声を出さないでいられるかいられないか境目の痛みです。

その時、私の脳裏に浮かんだのは“凍傷だ!!”。
しかし、10秒も外気に晒していないのに凍傷になる事なんてあるんでしょうか。
でもここはリフト、降りる事も室内に入って温める事も出来ません。

結局、痛みはリフトを降りても続き、下まで滑っても痛みは軽減していたものの続いていました。
お昼ご飯を食べる時には幸いにも痛みは引いていましたが、“午後は絶対に外で肌を晒さない”という事を心に誓いました。
これまた幸いにも後遺症などはなく、元気に過ごしております。

-20℃台でも外に出てしばらくすると本能がうずき出しますが、-30℃台になると出た瞬間に本能がうずき出します。
その本能は正しく、決して短時間でも肌を露出してはいけない事を私に教えてくれました。

街で「あなたも“-○○℃”を体験してみませんか?」という館をたまに見掛けたりします。
それらは“安全を考慮した上での-○○℃”です。
こっちは“(命の危険)自然の脅威を堪能できる-30℃強”ですw

けっして、そういう館でも大丈夫だったからと言って、同じ感覚で極寒の地はいかないでくださいね。

明日が連休最後という人も多いかと思います。
“家でゆっくり”するという方にオススメのホラー映画を明日ご紹介します。
上記の私が体験したものに近いものがありますホラー顔

Stay warm 茶