Good morning, this is Jay.

How are you doing this morning?

 

"How are you?"と聞かれたら

 

"I'm fine, thank you."と答えるように習った方も多いのではないでしょうか。

正解です。文法的にも問題なく、また相手に失礼なく答えています。完璧な受け答えです!

 

 

では実際にアメリカ人が"I'm fine, thank you."と答えているかというと大半は違う気がします。

 

 

私自身も別の答え方をします。

 

"How are you, Jay?"

 

"I'm good."

 

おそらく大半のアメリカ人(少なくとも私の周りのほとんどのアメリカ人)は"I'm good."ではないでしょうか。

 

しかし、"good"は厳密に言うと間違っています

 

えっ

 

えっ

えぇ~~~ (゜д゜;)

 

 

それでもアメリカ人はあたりまえのように使っておりますw

 

 

 

では、"fine"と"good"は何が違うのでしょうか。

 

"fine"は目に見えない心や体の調子を表す言葉

"good"は目に見える物などの状態を表す言葉

 

"How are you?"は調子、つまり外からは見えない体の内面の事、を聞いているので

 

厳密には"I'm fine."が正解なのです。

 

 

では"good"はいつ使うのか?

 

 

"Could you help me moving this sofa?" 「このソファーを動かすのにちょっと手伝ってくれない?」

~作業中~

"How is it?" 「こんな感じでどう?」

"That's good" 「OK,いいよ。」

 

と、このように判断基準が目に見える時に"good"と使います

 

 

 

これを読んで「え~、アメリカ人は間違った英語を使っているの?」と思われた方もいるかと思いますが、

 

 

そうです、間違った英語を悪びれる様子もなくw平気で使っているのです。

しかし、これはアメリカ人に限らず日本人やどの国の人にも言える事と思います。

母国語を完璧に使いこなせる人はものすごく一部に限った事ではないでしょうか。

たとえ間違った使い方をしていても、それに気付かず、また相手もそれに気付かず会話をしているのがあたりまえになっていると考えます。

そしてそれがいつの間にか違和感なく使われるようになっていて、年配の方々からは「最近の若者が使う言葉は~」とお叱りを受けるw

おそらく一番日本語を正しく使っているのはテレビのアナウンサーではないでしょうか。

 

 

ちなみにアメリカ人がやってしまう主な間違った英語の代表例(でも、アメリカ人には違和感ない)

 

 

"He/She don't ~"

正確には"She/He doesn't ~"

 

Have fun!!