名古屋ライブのこと-1

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なんだか今回の名古屋ライブは、何の根拠もなく「楽しめそう」な予感がしていた。

高崎ライブの2週間後、しかも二日連続という、かつてない過密スケジュールに対して、時間が余りに少なかった。リハは11月に1回やっただけ、しかも前日の名古屋でのスタジオリハには仕事の都合で2時間以上も遅刻。明らかな練習不足。それに加えて、職場のスタンドではベテラン社員が急遽辞職して明らかな人不足。なのに本社の研修があったり。で、残業続きの寝不足。

とまあ、ぜんぜん最悪のコンディションなのにも関わらず、なぜか「楽しめそう」な予感がしていた。


果たして、その予感は当たった。

練習不足の結果もちょこっと出たけど。


1日目。

前日のウェルカムパーティは、名古屋スタッフたちのパワーとライブにかける熱い情熱を語るに余りあるほどの盛り上がり方だった。↓のトンチキ日記ぶりが物語っている。シゲさん、タッキー、いわせ、ミホ、メグ、エリ、リエ、コズモ、ロミ、みんなありがとね。こんなに荒々しくて、温かくて、勢いのある持て成しパーティ、他にない。ただ、とても残念なことに、疲労困憊の身体は脳から流れ出るアドレナリンを振り切ってベッドに向かった。たぶん1番早く寝た。

で、翌朝、1番早く起きた。いや、ひとり起きてた。シゲさん。たぶん、寝てないのだろう。目が充血してる。充血した目で朗らかに微笑んで「おはよう。」と言った。不思議な人だなぁと思った。

寝静まっているONSENSメンバーや名古屋スタッフを尻目に、早々にシャワーを浴びて、朝日が眩しい名古屋の街に繰り出す。暖かい日差しに、キュっとしまった秋風が心地いい。今池周辺を散策した後、戻ってみるとのろのろとようやく皆が起き出す。温泉組と買い物組に分かれて、ライブハウス入りまでの時間を過ごす。普段、全然買い物に行く時間のない俺は迷わず買い物組へ。ジーパン以外のパンツが無いなぁ、欲しいなぁ、と思っていたらあっという間に3本も買っていた。久しぶりの買い物、楽しかったなぁ。束の間だったけど。


で、3時に1日目の会場、「DAY TRIP」へ。

さっそく、セッティング開始。毎度のことなんだけど、このセッティングに時間がかかる。もう少し、色々と手伝えれば時間短縮になるのだろうけど、音楽・音響知識に乏しい俺は、自分のベースを出してスタンドに立てかけると手持ちぶたさを感じてしまう。何か手伝おうとするも、がきの使いくらいしか働けないので、結局飽きてしまい、手持ちぶたさ。セッティングの時間が押せば、リハの時間がそれだけ短くなるわけで、分かっちゃいるけど、手持ちぶたさ。あー、もっと勉強せねば。

というわけで、短めのリハが終わり、会場オープン。途中、シンヤが「すごい人が来てますよ」と楽屋に駆け込んできて、てっきり「とても沢山の人が来場している」のかと思いきや、「びっくりする、スペシャルな人が来てます」とのこと。「誰?」と聞いても「内緒です。」の一点張りのシンヤに愛想を尽かし、ま、いーか終われば分かるか、と楽屋にこもる。

15分ほど押して、いよいよスタート。

「Born to Love」


~ここからは、AKIRAさんの実況をお楽しみください~

http://ameblo.jp/akiramania/entry-10006378648.html

(mixiやってる人は、たけちゃんの

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=56297272&owner_id=1687732

とか、りえちゃんの

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=58133257&owner_id=1103055

も、どうぞ。)


で、前半終了。

AKIRA&TAKEのアコースティックタイムのあと、YAO&RIEにタクヤのディジュが加わったセッション。で、後半開始。

いつものことだけど、特に最近、後半の勢いが半端ない。怒涛のごとく押し寄せる津波のよう。ステージで演奏しながらそう思うのだから、客席での感じ方は押して図るべし。以外にさざ波だったりして・・・。

いやいや、今回は、少なくとも今回だけは、怒涛の大津波だったはず。

だって、ベースの弦が切れてしまったもの。しかも最も太い4弦。

それは「旅立ちの歌」の最後だった。客席からの合唱にまかせて演奏が暫く止まった後、再び押し寄せる大津波のごとくYAOドラムが、RIEパーカスが、TAKEギターが、そしてAKIRAボイスが吠えるクライマックス。俺も負けじと、弦を弾く弾く弾く


同じメロディーを繰り返す繰り返す繰り返す


弦を弾く弾く弾く


テンポが少しづつ上がる上がる上がる


弦を弾く弾く弾く


お客さんの顔が力む力む力む


弦を弾く弾く弾く

ボルテージがどんどん上がる上がる上がる


弦を弾く弾く弾く

弦を弾く弾く弾く

弦を弾く弾く弾く

弦を弾く弾く弾く

弦を弾く弾く弾く


ぶっちーん!



AKIRAボイスの最後の一吠え、「たびだちのうたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

の「たぁ」の辺りだったと思う。

名器サンダーバードを手に入れたのが4月。その後、新しい弦に張り替えたけど、弦を緩ませるほどの休みは無かったし、半年も使ってりゃそろそろ切れ時なのはごもっとも。

だけど、なんだ?このタイミング。

旅立っちゃうぞ。

っつーか、旅立ったのかも。

ぶっち切れた弦の行方とともに。