フェルマーの最終定理ってあるじゃないですか。
あれのフェルマーさんはヤバい。
色々とかっこいい。

まず、超天才。
数学の命題の証明見つけまくりんぐ。
そのくせアマチュアの数学者。

そして新しく証明を発見しても、美しい数式に自分が満足したら、証明を書いたメモはゴミ箱に捨ててしまう。
名声や功績には興味なっしんぐ。

でも、遠く離れた国のプロの数学者には挑戦的な態度をとる。
「この命題の証明できたんだけど、お前に出来るかな?」的な感じ。

そして、死後、彼の息子が見つけたフェルマーのメモには、フェルマーが証明した命題が書いてあった。
ただ、そのメモには大事な証明方法が書いてなかった。

様々な数学者達が沢山の時間をかけて、そのメモに書いてあったことを証明していった。

だがしかし、
最後にひとつ、どうしても証明できないものが残った。
言ってることはわかるのに、
いざ、何故こうなるの?と聞かれたら首を傾げてしまう。

様々な数学者の人生を狂わせていったフェルマーの最終定理。
そのメモにはこう書いてあったらしい。

n≧3のとき
Xn+Yn=Zn
を満たす0でない自然数X、Y、Zは存在しない。
この命題について、真に驚くべき証明方法を私は発見した。
だが、それを書くにはこの余白は狭すぎる。