ブログ執筆速度&量日本代表候補の岡崎です。残り1年半、毎大会私が1番で書いていきますと言いたかったのに先に書かれました。鮮度が命。最大の理由は暇だから。


では、いよいよやってまいりました。西日本インカレ。あんだけ通過点だ余裕だとイキり散らかしていた長大ミスター岡崎の結果はいかに...振り返りからみていきましょう。


遡ること1週間前...

雨でデュアスロンにならない事を祈る毎日。こうなったら絶対勝てませんからね。ちょっとは速くなりましたがそれでも九大に勝てるなんて1ミリも思ってません。スタートリストみてそれは揺るぎない事実で。あと気温高いのがなあ...まあこれ以上文句言うと因島から訴えられそうなのでやめておきます。


考えていても仕方ないので高強度はほどほどにし、調整期間へ。カーボン、アミノ、ウォーターローディング開始。プラシーボ効果かもしれないけどやれることは全部やる。完全休養は性にあわないのでちょこっと動く。去年は1週間動かないクソムーブかましたからその反省。


前日

今年はレンタカーを金曜日に借りて荷造り、土曜朝に余裕を持って出発する采配。ここで試運転中にリアライト破損の軽い事故。あれこれ前も同じ景色みたような気が...?まあまあ。1年後には確実にネタになるから。今回はあの暗い中でバック駐車させた監督者の吉村くんが悪いです。


冗談はさておき長大がハプニングなしで大会行けるだなんて有り得んから。人生で1年生の時の西日本より辛いことはない。


土曜は7時集合からの出発。去年よりも3時間ほどはやい。やるねえ。何回かSA止まって前日受付へ。よう、1年ぶりだな。今年はしっかり余裕を持って試走まで果たす。明日のレースに思いを馳せ、しっかり準備。去年と同じがみがみで1泊っ!


当日朝

起床。天気確認。ふーん。悪くない。暑い。GARMINみると年に数回しか出ないと言われるピーキングの文字。勝利の2文字が浮かぶ。

朝メシは、昨日買った塩むすび、レーズン、カステラ。会場へGO。トランジの設置、ドリンク作り、イメトレを完璧にし、いよいよだと自分の世界へ。

アップ▶︎一旦ドリルからの坂jog。感覚悪くない。流しからのアミノサウルスエリートと速攻アミノ酸ゼリーぶち込んで試泳を2周ほど。なんと今回気温高くてウェット推奨へ。スイマーちょっと有利に。くらげいてだるそうかなあ。


安田さんとスイムの位置取り話して手前にしようと決定。いい感じの場所確保。うん。悪くない。



さあずいぶんお待たせしました。ここから本題のレースレポート。岡崎くんどうだったん?目標の九州5位以内行けたんか?

それではOn your mark...

PuuuuuuuUN!!!!!


スイム(23:18)

シリコンキャップ忘れて翔陽さんに44番のシリコンをもらう。ありがとうございます。んで相変わらずの波の強さ。流される。去年同様スタートはボコボコに殴られたので抜け出そうとするも体力の消耗が激しいので後ろに下がって外回りで全員抜く。先頭は目に見えていたのでなんとかセーフ。あとは正直なんの展開もない。ひたすら波に抗いながら泳ぐだけ。抜かすことも抜かされることもない。そのままいい感じにトランジヘ。はあスイムおもんねえ〜。応援聞こえるのビーチランだけだし。でも聞こえるのはすごい嬉しい。


T1

ウェットがないのでただひたすら前に追いつこうと走る。トランジ得意マンなのでパパっとヘルメットとレースベルトつけて乗車。安田さんとの差約10秒ほどといったところ。インカレもこの景色だった希ガス


バイク(1:10:05)

さて、苦手な飛び乗り。ちょっと足引っかかってふらついたが、ギリ耐え。様子見で320wきらいでベタ踏み。一瞬先頭の安田さんの背中が見えたがすぐに突き放される。往路は向かい風+ちびちびした坂にだいぶ苦しめられる。DHバー使っても36km/hとかしか出ん。逆に復路は追い風で42~5km/hとかでぶっ飛ばす。


1周目はまずは順位確認。まあ予想通りっちゃ予想通り?いやそんなこともないか。意外と迫ってる。まつもとそーたがスイムアップ異常に早い。あ、これまずい。死ぬ気で逃げる。20km地点でave36.7km/hくらい。お?これだいぶいいんじゃね?って思った矢先...4周目後半の立ち上がりの様子がおかしい。明らかに前輪がブレすぎる。まさかなと思い、帰るが5周目に入る時、確信。パンク。15000円のコルサプロパンクです。なんで今なんだろうね。明日とかなら全然バーストしても良かったけど今日はないわ。チューブラーだったからスローパンクで済んでいたけど周回を重ねる毎に明らかにスピードが出なくなる。最終的にaveは35.3km/hまで落ちる。無駄な足も使って泣ける。恐ろしい九大の足音が近づく。応援聞こえてるんだけど立ち上がり踏めないから辛かったなあ。もっと気合い入れてかっこよく踏み踏みしたかった。


T2

真後ろに中部大のそうるくんがいたので負けてたまるかと圧倒的スピードのトランジを見せ、走る。今回トランジの道が簡単だったからだいぶ脳のリソース使わなくて済んだ。問題なくランへ。


ラン(40:44)

素晴らしい。その一言。走り始め3:30で走れる。これは激アツ展開待ったナシ。まずは様子見の第一坂。心拍見ても大して上がってない。新たに目標を坂でキロ5いかないようにするを追加。激坂を下り、1キロでGARMINさんピーッ!3:53。素晴らしい。これはキロ4いける。ということでペース落とさず完璧にこなす。安田さんとの差がおかしかったが、ここまでおかしいなら諦めがつく。速すぎるんだよね。折り返し。3番目は修平さんかな?と思いながら走ってるとなんと噂に聞いていたふくつぐくんではありませんか。え?こんな速いの?って1人でビビってた。今年のイレギュラーはふくつぐくんだったか。これは逃げないと表彰台あかんぞってことで気を引きしめる。その後は人数と距離を確認しながらぶち飛ばす。4つ目のみんな大嫌いなクソ坂。みんなここで歩き始める。ここで歩いたら負けと自分に言い聞かせて2周こなす。毎度毎度さちちゃんとあいかちゃんの応援の声がよく通る。反応できるほど余力なかったけどほんとありがたかったわあ。


ランで確実に九大との差を広げていく。え?広げていく?ランで?聞き間違い?いいえ、間違いではありません。これは物凄い成長ではありませんか。去年は2周目から抜かされまくっていたのに、むしろランで抜かす側に。練習量は全てを解決する。最終周。折り返して順位再確認。といっても特に見てるのは修平さんとまつもとそうた。ここには負けたくない。とりあえずまつもとそーたとは差が開けてるのでそのままにして、2周目終わりでしーちゃんに修平さんとの差を聞く。約2分差。勝てる。暑さでちょっと頭がクラっときたが気にせず逃げる。地味に野田さんが来ているではないですか。また追加目標。ここでおれが午前男子の全体で2位になる。なりふり構わず逃げる。最後の激坂を走り抜け、喜びを噛みしめながらゴール。


後はアイスバスで安田さん、修平さん、野田さんと称えあい、長大メンバーを待つ。いつも通り九大が沢山帰ってきておつかれ〜とかランの自慢言ってる中、とうとうKANEKOの文字が。歩くのすら辛かったのに一瞬で立ち上がってゴール付近で喜ぶ。まじで嬉しかった。


total 2:14:07

結果 九州2位通過 インカレ出場権獲得 午前の部全体2位。



つーことでした。目標達成からの表彰台。今のベストだと思います。近畿の方をみても戦えるレベルが見えてきました。もちろんまだまだですが、それでも背中が見えた気がします。


練習は一定のレベルまでは質より量と思っています。この3ヶ月間、バイクはほぼ毎週200kmで回してました。結果として今年はバイク速い方々のちょい後ろ。ひたすらこぐ。なんでも練習だと思ってやることが大事ということです。


はっきりいって長崎は環境最悪です。他の大学と比べてそれはわかります。九大のようにバイクコースが整っているわけでもなく、立命館のように設備が整っている訳でもない。なんならプールもない。でもそのクソ環境を活かしてみませんか?もう一度自分の練習状況を見直してみましょう。本当にそれがベストの練習でしたか?40km耐えられる力になりますか?10kmベストコンディションで走りきれますか?確かに頭を使うのは大事です。でも初心に返れば思い出すはずです。あのがむしゃらにやっていた練習を。何km漕いだ、何km走ったなどと余計なデータに縛られず、速度だけみて練習していた日々を。時間は有限でも量をケチっては元も子もありません。正直一定のレベルになるまでどこいって練習したって変わりません。レベルが高ければついていけず終わるだけです。強いひとのログでもみて真似してみましょう。ストラバというプロの練習内容も見れる素晴らしいツールがあるのなら活用しない手はありません。


本番自分の力を出し切れない状況もあるでしょう。それでも結果は結果です。その結果が受け入れられないならどうするか。またやるしかないでしょう。今燃え尽きたと思っていても必ず火種は燻っています。ここで中途半端にすると必ず後悔します。僕の水泳人生からそれだけは言えます。僕は去年のインカレでlap、そもそもインカレいけなかった人たちで今年リベンジに燃えるのをみました。彼らはずっと練習していました。チャンスがあるならやるだけやりませんか?突き詰められる部分はまだたくさんあるはずです。まだ諦めるにははやいとおもいます。長大はうちのスイミングスクールみたいな感じでちょっとした才能はあるのに練習しないから潰れている感がすごいです。やる気が1mmでもあるなら全て投げ打ってやってみませんか?諦めるのはそれからでも遅くないはずです。特に同期。学生時代でしか出られないインカレは基本来年ラストです。院行く人っていないでしょ。インカレ行くのは簡単じゃないってのはわかります。でも去年行けてない人でも今年行けている人はいます。行きたいという気持ちが少しでもあるならもう1回やってみましょう。


ということでした。長いけど言いたいことは言えたかな。ようはめげずにやれってこった。


最後に。やっぱりシード取りたい欲がどんどん増してくね。金が飛びすぎだし他の大会に使いたい。楽しいんだけどもう西日本出たくない。応援で行くのが一番かな。頼むぜ半年後の俺。3000m極めて4000円でインカレ行くんだ。そらたくん助けてくれ。


最後に大会運営の方々、応援して下さった皆さんありがとうございました。幹事をしてくれたひなたちゃんもありがとう。来てくれたマネージャーの方々もサポートありがとうございました。荷物搬入とかはもちろん、応援まじ助かりました。あるとないとじゃ違うね。ぜひインカレも。