東日本大震災から3月11日で丸9年。あわせて起きた福島原発事故では県外避難がいまだ約5万人。先日の市議会代表質問では市長に対し、私は原発からの撤退表明を求め、原発はクリーンだと思うかも問いました。市長からは、原発問題はそう簡単ではない、放射線汚染ではクリーンではないが、温暖化対ガスを排出しないという点ではクリーンだという説もあるという主旨の答弁が。確かに発電というタービンを回す作業からは温暖化ガスは出ないのかもしれませんが、福島事故、いやそれよりもっと酷い事故が二度と起こらないと誰も断言できません。何よりも使用済み核燃料から出る放射線を何万年も人間が管理し続けることが出来るのか。いまは原発反対運動派の小泉元首相が「議員当時にクリーン、安全,安いという官僚の言葉に騙された私がアホだった」と語っています。石井市長も「すぐに撤退」を表明すべきではないでしょうか。