2本足で立ちあがり、手が自由に使えて脳が大きくなって人になりました。その時に犠牲になったのが脊柱管。24個の椎体を椎間板が支えますが、椎間板の使用期限は60年といわれます。ですからそれ以上は手入れが必要で、そのためには筋肉のパワーや柔軟性が必要になってきますが、特に脊柱管を守る体幹の筋肉を鍛えることが必要です。柔軟な筋肉は糖をよく取り込んで血糖値を下げます。運動は糖尿病治療の最大の武器でもあります。たとえ5分の運動でも前進を動かすと血糖は下がりますが、とくに30分以上の運動は心と体を解放します。一回だけでなく、継続できる自分のペースを見つけて取り組みましょう。