グレン・グールドのこの曲の演奏は、今やクラシック界の伝説となっています。
今回は曲の紹介というより、演奏者の紹介になってしまいますがw
まあ紹介などするまでもなく、グレン・グールドはクラシックに疎い方でも耳にしたことのあるほど有名な演奏家ですね。
背景に彼の鼻歌が聞こえます。
率直な感想として、「ああ、純粋に、ただピアノが好きなだけなんだなあ」と思いました。
良い演奏をしよう、聴衆たちを喜ばせようという次元を大きく超越して、自分が音楽を楽しんでいるのに観客たちについて歩かせる。
しようと思ってやってることではなく、無意識に聴衆たちを誘ってしまうんですね。
僕らみたいに、聴衆を喜ばせよう、などと考えていると、自分の意に反した余計な装飾を付けてしまうものです。そこに正直な演奏を妨げるボロが出てしまうわけですね。
同じように、僕はデビッド・ヘルフゴットというピアニストも好きです。映画「SHINE」のモデルとなった人です。
あの人も、グールド同様、純粋にピアノを楽しむ人でした。コンサートを聴きに行った時は、本当に衝撃を受けました。今まで自分の考えていた「良い演奏観」が、事の見事に破壊されたのです。
あの人も、コンサート本番だというのに、鼻歌を歌っていました。
僕もやってみようかなw