(第1曲 プレリュード)
(第2曲 メヌエット)
(第3曲 月の光)
(第4曲 パスピエ)
ドビュッシーの代表的なピアノ曲、「ベルガマスク組曲」。
4曲のピアノ小曲から成り、中でも第3曲の「月の光」はあまりにも有名です。
この作品は、従来のドビュッシーの作風から一線を画して、誰もが親しみやすい輪郭のはっきりした曲となっています。
現イタリアの北部にベルガモという地域があり、題名の「ベルガマスク」とは「ベルガモの」という意味があります。
プレリュードはご存じのとおり前奏曲の意。
メヌエットとパスピエは、いずれも彼の生きた時代としてはかなり流行遅れの舞曲。
そうした古い舞曲の名を借りながら、作品としては斬新さを持っています。
本来メヌエットは、ゆるやかで優雅な三拍子の舞曲。
それに対してベルガマスク組曲のメヌエットは、途中で2拍子になったり、メヌエットとしては活発なテンポであったりと、従来のメヌエットの形式を大きく覆しています。
パスピエも本来は3拍子の曲ですが、ここでは2拍子となっています。
ベルガマスク組曲を語る際に、しばしば「謎」と唱えられて問題にされるのが第3曲の「月の光」です。
なぜこの曲だけに「月の光」という自由な題名が付けられているのか。音楽評論家たちは色々な意見をぶつけ合うのですが、僕には分かりませんw ごめんなさいw
ただ僕なりの感想を述べると、恋に身を焦がし破滅を繰り返したドビュッシーの内面的な悩みがこの曲に反映されているような気がします。
余談ですが、このベルガマスク組曲は管弦楽編曲もされています。しかし、現在ではあまり演奏されることはなく、非常に貴重になっています。
(パスピエ 管弦楽版)