ピアノ奏者にとって、ショパンのエチュードは宝の山のようなもの。
自分の欠点・足りない部分を養うのに最高の練習方法が詰め込まれています。
僕もショパンのエチュードは何曲か弾いていますが、
特に重宝しているのはOp.10-2とOp.25-6です。
(Op.10-2)
(Op.25-6)
Op.10-2は、右手の中指・薬指・小指の力の弱くなりがちな3本の指で半音階を演奏する練習曲。
如何に力を抜き、美しいレガートを保つかがカギとなっています。
Op.25-6はショパンのエチュードの中でも嫌われ者にされる曲です。
3度の和音のレガート進行、極限なまでの指の独立性、かつ「トロイカの鈴」とも題されるにふさわしい柔らかな音が求められます。
僕の場合、指の独立性を鍛えるためにこのOp.25-6と、リストの超絶技巧練習曲「鬼火」を弾き、その甲斐あってか大分指が動くようになりました。
ショパンのエチュードは、リストの超絶技巧練習曲とは違って、運指さえ守っていれば弾けてしまうので、まだまだ楽なものです。