(第1楽章冒頭~)
エイノユハニ・ラウタヴァーラはフィンランド出身、現代音楽の作曲家。
交響詩「天使と訪れ」、コントラバス協奏曲「黄昏と天使」、交響曲「光の天使」など、彼の作品には「天使」と題されたものが多く、いずれもその題に違わず大自然の神秘性を描いたような作品となっています。
しかしながら、この交響曲「光の天使」は、白き羽を持ち神聖性を纏った天使というイメージではありません。
大宇宙を彷徨うかのような、どこか孤独で行き場のない不安の中に星の光が点々と見える…といった感じの曲でしょうかw
曲の冒頭部分では、果てしない大宇宙の深い闇の中に小さな星々が輝くさまを、チェレスタの調性を逸脱した音の響きで表現されています。あくまで僕の感想ですが。
ついでに言うならば、ピアノ協奏曲第3番もお勧め。
こちらも大海原の神秘を彷彿とさせるような壮大なスケールの作品です。
(ピアノ協奏曲第3番第1楽章)