TRG117のリアサスペンションは、TRG114で実績のあるFRPサイドバーリンクタイプではなく、
ピッチとロールを独立したIバータイプを採用しました。
これによりバッテリーの横積みを可能とし、更にシャーシを可能な限りナローとすることにより、
F1特有のサイドポンツーン下面の空力デバイスのトライを可能とします。
ロールダンパーシステムは、TRG109から採用しているクランク仕様のデュアルダンパータイプです。
こちらはボールガイドブロックにより、ピッチングに干渉することなく確実にロールを制御します。
スムーズに動き、確実に制御を実現したリアサスシステムです。
ロールピボットは、従来のTRG117(カーボン仕様)ではLow(低)仕様ですが、
TRG117アルミ仕様では、下記の動画で紹介しているHi(高)仕様を採用予定です。