SAVE JAPAN 明石チャリティーライブ 熊本復興支援音楽部 | Tree Topの魔女たち

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JR大久保駅前にあるちょっとだけスピリチュアルな喫茶店Tree Topに集まる魔女たちのブログです。

2016年4月のこと…このブログにちょいちょい出てくるあのエラそうなU氏が「ちょっとお願いがあるねんけど…」と殊勝な出だしのメールを送ってまいりました。

ヤツがこういう時、サラは身構える習慣がついております。

 

案の定 それ以来 気がついたらいつの間にかすっかり事務局になっております。

 

ことの始まりは、小児がんの子供たちや地震などの被災地の人たちを励まそうと 全国で募金活動をしている愛知県の6人兄弟「やんちゃ軍団」が 明石でもそういうこと できないかなぁ と言っていると U氏がとある人から相談された というところからでございます。

 

おりしも 熊本で大きな地震が起こった直後でございましたので、それがきっかけになって、明石のミュージシャンもなにか…ってことになったのでございます。

 

U氏がミュージシャン仲間に声をかけ、サラが場所を準備して 2017年1月21日(土) SAVE JAPAN明石チャリティーライブ 熊本復興支援音楽部というイベントを立ち上げることになりました。

 

 

しかしながら、そこまで事を運んできましたが、ざっくりと募金と言っても どこでどう使われるのか なんとなぁくうやむやになってしまっては 皆さまのお気持ちに応えられないので、思いつく限りの人脈を使って 熊本の現地にダイレクトで送れる方法を模索いたしました。

 

熊本の民放テレビ局関係者にもあたりましたし、熊本県庁にも、熊本出身のミュージシャンルートもコンタクトをとりましたが、どうにも あ、そこっ!というポイントまで届きませんでした。

時間はどんどん過ぎていき、12月に入っても まだ決まらないので こちらもこのブログにちょくちょく登場するマンボウヤのトールちゃんに(彼は九州の宮崎出身なのでございます)紹介してもらった熊本出身のお友だちに 具体的な希望募金先を探していただけるようお願いしてみました。

 

せっかく募金を贈るという行為をするので、それがそれだけで終わってしまってはもったいない…そこから何か広がっていってくれるようなことに使ってもらいたい…できれば、現地が現地を助けるようなことに…

これが 声をかけて集めたSAVE JAPAN実行委員会の総意でございました。

そして、それもできれば音楽で…例えば、学校で吹奏楽とかしている子供たちが 避難所の人たちを励ましに回ってくれるならその交通費に充ててもらうとか、被災地でコンサートをするときにホールを借りるための箱代に充ててもらうとか…

 

トールから紹介してもらった熊本出身のお友だちは 宮崎に住んでおられたので、今、熊本に居て 被災地でボランティア活動をなさっているH氏を紹介してくださいました。

H氏にこの希望をお伝えしたところ、いろいろ動いて探してくださり、12月から集合仮設住宅のお世話に携わることになった浦中氏やすでに被災地のミュージシャンを支援しているくまもと音楽復興支援100人委員会さんなどに繋いでくださいました。

そうした関連を探すお手伝いを という思いでH氏がご紹介くださったH氏の妹さん 二三代さんもミュージシャンでした。

 

 

お話をいろいろと進めていくと、彼女も 高齢者福祉施設にボランティアで音楽を運んだりしておられる様子でしたので、それなら…と 集合仮設住宅のお世話をされている浦中氏に 音楽が仮設住宅で暮らす皆さんの癒しになるかどうかを伺ってみたところ、大変 喜んでいただいて、早速 1月14日 二三代さん率いるソレイユというグループで訪問していただくことになりました。

 

その背景で、SAVE JAPAN実行委員会は、二三代さんを窓口にして 21日のイベントで集めた皆さまのお気持ちを 二三代さんが、新たに立ち上げる MUSIC SEED という音楽活動に贈ることを決めました。

こちらの意図を汲んで、被災地の方たちを音楽で励ましていって下さるそうです。

 

 

H氏や二三代さんが居られるのは、地震被害でよく報道される益城町の隣 御船町でございます。

御船町も益城町同様に被害の大きい地域だったようですが、どうも熊本市や益城町に隠れて 音楽イベントなどが少ないとのご報告でした。

 

「避難所」は10月末で閉鎖になり、現在は皆さん 仮設住宅に移られて、浦中氏もそちらの見守り支援につかれているとのことでございました。

 

 

実は、ボランティアで被災者さんたちをサポートされているH氏も 被災されており、おうちが半壊したままの状況だそうでございます。

 

現在、御船町でわかっている方たちは 仮設住宅などに入られているそうですが、いろんな地域の方が入居されているので、入居者さんたち同士や仮設住宅のある地域の人々のコミュニケーション不足が心配だと H氏はおっしゃいます。

 

 

被災してから 今で1年足らず…ようやく事態が落ち着いてきたところですが、ここから様々な心のケアが必要になってくるのだろうけれど、それはどうしたらいいのだろうかとH氏は懸念されておられます。

 

阪神大震災を経験したサラたち、東日本で震災に遭った友人たち…そして熊本…

それぞれに条件が違いますから、すべてが当てはまるわけでもないと思いますが、ここからなるだけそうした懸念の解決に役立つ情報を差し上げていければいいなと思います。

 

御船町復興のシンボルの恐竜像です。

 

 

警察音楽隊が訪問した時の画像だそうです。

 

 

1月21日(土)10:30~19:30 9時間の長丁場ですが、明石のミュージシャンたちが中心となって 熊本の皆さんを応援します。

お越しいただいた方の観覧はもちろん無料でございますが、被災地の皆さんがまた自分で頑張る元気を励ますために500円募金をお願いしております。

明石市民広場でお待ちしております。