僕は、固まってしまって、ただ受け止めるだけ
「……クスッ……チャンミン?もしかして、初めてだった?」
「//////…えっ…違っ……うっ……は、はいっ……//////」
「そうか……それは、嬉しいなぁ……初めてが、この私で……これから、初めては全て私の物だ」
「……はっ?……それって………どういう事ですか?」
僕は、初めてのキスで目の前にいる、チョンさん?を見るのが恥ずかしくて、俯いて話を聞いていたけど、思わず顔を上げた
でも、これからって?………全てって?
僕、全然話が分かんない
困惑しながら、チョンさんを見れば、さっきまで笑ってた顔が、真剣な物に変わってた
「チャンミン……よく聞きなさい………これから、君の全ては私が握っている………君は、両親に捨てられたんだ………借金のカタに、ね」
「……借金?……家は、裕福ではないけど、借金なんてしてません……間違ってますっ!」
「私の友人に頼んで、君を此処に呼出してもらったんだ……何も知らない君を………今迄、何不自由なく絵を書く事が出来たはず………でも、それはチャンミン……君の親が、頭を下げ、お金を借りていたからできた事………そして、君が大学に入った頃から、滞り始めてね返済が………そして、君を私に渡す代わりに、借金はほぼ無くなる筈だ」
「…………し、信じられない………そんな話、信じる訳ないじゃないかっ……っ………あっ………親に聞く………アンタの話なんか、信じられるかっ……」
僕は、段々血の気が無くなってきた
確かに、ここ最近の両親は、やつれた気はしていた
僕は、スマホを耳に当てながら思った
まさか……借金までして、僕に絵を描かせていたなんて………プルルルルっ……早く出てっ……プルルルルっ……プルルっ…………はいっ?
やっと電話に出てくれた母?は、僕の声を聞いても無言だった
「……ねぇ?……母さん?………聞いてる?……どうして何も言ってくれないの?………母さんっ!……ホントに………僕を捨てたの?………そうなの?」
「……っ……ぅぅっ………ごめ……さい………ごめんなさい、チャンミンっ………恨んで………ごめんっ………」ブチッ
母さんは、泣いてた……そして、一方的に切られ、現実を受け止められない僕は
床に崩れ落ち、泣きたいのに涙が出て来ない
僕は、これからどうなってしまうんだろう……


