なにかに取り組むとき、われわれは、目的って忘れがちです。
えっ、そんなことないって? はたしてそうでしょうか。
こんばんは。
トロンボーン吹きで作編曲家、吹奏楽指導者の福見吉朗です。
目的
われわれは日々、いろいろなことをして暮らしています。
学校に行ったり、会社に行ったり、
楽器を練習したり、勉強したり、
なにかを計画したり、なにかを買ってきたり、
投資したり、どこかに行ったり、
なにかのグループを作ってみたり…
さて、その『目的』って、なんでしょうか。
目的と手段
この前、ツイッターの書き込みに対して、こんなリプライをいただきました。
Koichi Fujiya@moontuba_k
@fukurou293 @hayatobrass 目標と手段の順番が違うのです。吹奏楽でいう体育会系的というのは、精神論でグラウンドを走ったり、腹筋したり、体力をつけるための運動のことを指していると思います。つまり、手段優先になっているため、何のために今、走っているがが分からず、ムダな時間になっていると私は感じてます。
2020年11月21日 15:09
さて、みなさんはどう思われますか。
なんのためにトレーニングするのか、なんのために練習するのか、なんのために鍛えるのか、
ちゃんとわかっていますか。
ほんとうの目的と手段、ちゃんとつながっていますか。
筋トレ
筋トレについては、以前、2年ほど前、アンケートしてみたことがあります。
吹奏楽部で、なんらかの運動を練習に取り入れているところがどれくらいあるのか…
こちらの記事に書きました。
思ったより多くの吹奏楽部が、運動を練習に取り入れているんだな、と思った記憶があります。
さて、その『目的』って、なんでしょうか。
練習の目的
楽器を練習する、その目的は、なんでしょうか。
ちゃんとつながっていますか。
ただ、こなすだけの練習、『毎日これだけやらなければ…』になっていたり、
『このエクササイズが出来るように…』になっていたり…
その向こうに何があるのか、どうつながっているのかが肝心ですよね。
これ、わかっていない人って多いと思うのです。自戒も込めます。
ぼくも、ただこなすだけの練習をしていたこともあります。
毎日毎日おんなじように、何の変化も成長もなく…
それって、意味ないですよね。
何のためにやっているのか
これは何のためにやっているのか…
われわれは、よく見失いがちです。
小さなことから大きなことまで。
いつのまにか無意識のうちに、目的がすり替わっていたりもします。
すると、ほんとうの目的だったはずのことに対してマイナス、なんてことも起こります。
本末転倒、なんてことも起こります。
いちばん根っこを見失わない。いつでもそこに戻れること、
これ、とってもとっても大切なことだと思うのです。
さて、根っこ、ちゃんと見えていますか。