機織の殊に機の音長かりし

 

「方円」2011年11月号雑詠(現・明象集)掲載。

以前、このブログで紹介したが、キリギリス(機織)を馬追と勘違いして、その鳴き方を「溜める」と表現した事があった。それから9年後に詠んだのが今回の句。この頃には今鳴いているのが機織だという事を理解した上で詠み、今度は「機の音が長い」と表現した。

しかし、機織とはよく言ったものだ。確かに「ギース…チョン」という鳴き声が、織機を手繰り寄せて機織りをしているように聞こえる。最初にこう表現した人は、恐らく長時間この虫を観察したことだろう。私も、こうやって物事を見聞きして、しっかり観察したものをわかりやすく表現できる表現者でありたい。


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