昨日、振り込め用紙が来たので、
今日の午前中にコンビニで入金しました。
これで印刷教材を待つばかり、
と言いたいところですが、
早く来ても始められるかなキョロキョロ


午後からは、
読みかけの本を読みました。


これ面白いわー。

以前にブロともさんが、
紹介されていたのを、
図書館で借りたのですが、
予約してから半年位かかりました。

表紙を見ると、
若い人の旅行記か、
海外協力隊の体験記かなと思ったのですが…。

まず私が全く無知で、
著者のヤマザキマリさんが、
テルマエ・ロマエの原作者だと知りませんでした。



ヴィオラ奏者の著者の母の教育方針は、
『大自然と旅、そして書物が、娘を育むための大事な要素』
そのために北海道に引っ越します。

14才の時にひとりで母の友人を訪ねてヨーロッパ旅行に行きます。そしてその縁で17才でイタリア留学・・・。

ストーリーはこれくらいにしておきます。

この本の中の、
いいなぁと思った言葉を少しご紹介。

お母様の言葉
「他人の目なんて気にしなくていい。他人の目に映る自分は、自分ではないのだから」
       
          ・          ・            ・

  私がキューバという国に対してものすごくシンパシーを感じているのもそこで、あの国の人たち、どんなに貧しくても非識字率ゼロですから。
   どんな田舎のおじいさんだって、立派な筆記体の字を書けるし、読んでいる。平和を維持するには、人が自分の力で考え、判断していく力を着けることがものすごく大事なことだってわかっているんです。

          ・          ・            ・

  でも実際に人が生きていく時には、自分が生きているコミュニティの制度とか文化とか価値観とのせめぎ合いから、完全に逃れることは難しい。
   人は社会的な生き物でもある。そういう中で人が押しつぶされることなく、その人本来の生き方をまっとうするには、どうしたらいいか。
   私は、その手だてのひとつが「教養を身につけること」ではないかと思っています。

            ・            ・               ・

そして私が1番いいなーと思った所…

   去年の冬、登別温泉に行ったんですが、車を走らせてたら、ちょうど夕暮れ時で海岸線が見えてきて、そうしたら「いやあ、素晴らしいね」って後ろの席に座ってた母が言うわけですよ。
「これを原動力に明日から働くぞー!」って。
   ちょっと待って、ちょっと待って。81歳ですよね?  働く?
「素晴らしいじゃない、もう、働くしかないよ、もう」って、なに?
   あの時はもう、後ろからぶっとばされたというか、かなわないなあと思いました。

※以上全て本文からの引用させて頂きました。




この本、
私的に★★★★⭐  にします。
興味があればお読み下さい。


いつもお越し頂きまして、
有難うございます。