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2024年2月25日

日本石見神楽大会in浜田市


もう三十回を数えるのですね。

私は今年で三回目。

行ってきました。

石見神楽の団体が11も集まっての、共演、協演、競演?
どの字が正しいのか分かりませんが、とにかく豪華です。






会場のロビーは衣装などの展示と色々なグッズがあり、盛り上がっていました。


鬼や大蛇が、火花を散らしたり煙を吐くのですが、衣装等に燃え移らないような工夫がしてあるそうです。




見所の最後の演目『大江山』を取りあえずご紹介です。

(どの演目も素晴らしいので、時間を作ってご紹介できると良いです。)


11団体合同の演目です。



「大江山 いく野の道の 遠ければ

   まだふみも見ず 天橋立」


と百人一首でも歌われている、大江山です。


そこに住む酒呑童子が人々を苦しめるので、帝が源頼光に退治を命じます。


頼光は四天王を従えて、神社の祈祷を受け、善人が飲むと良薬になり、鬼が飲むと毒になる酒を授かり、山伏に変装して棲みかに向かいます。



四天王は普段、渡辺綱と坂田金時しか見てませんでしたが、今回は四人勢揃いでした。

でも、私は、まさかり🪓担いだ金時さんしか見分けがつきません。


かっこいいですね。



大江山にたどり着いて、

緞帳が上がると、三十鬼がずらり!!



ホントに所狭し、です。



本当に山伏か、酒呑童子から質問され、差し出したお酒も毒味をしろと言われ、飲み干します。



善人ですから、飲んでも大丈夫ですよね。

安心した酒呑童子達が酒池肉林!?

飲めや歌えの大騒ぎ。



金糸銀糸の衣装が照明に光ります。


各団体から集まった鬼の衣装三十着は、なんと総額一億円だそうです!!


単純にけいさんして、一着300万円以上するんですね❗びっくり



酔っ払った鬼達は、毒にも負けず、大騒ぎ。

客席にも繰り出します。


近くへ来てくれないかと、通路のそばの席に座りましたが、通路にもお客さんが座っていて、なかなか鬼が進めません。


お面で前が見えにくいでしょうしね。

子ども達もさわりまくりますし。



頼光と四天王たちと鬼との闘いは乱闘もあり、妖術もありで、ハリー・ポッターを思い出してしまいました。

ど迫力です。



だんだん退治されますが、

待ってました、蜘蛛の糸。


大きな蜘蛛も5匹くらい降りてきました。



糸に絡まれながらの四天王。



でも無事に、退治され、鬼の首を取った金時さん。




いやぁ、満足です。

この後、電車を乗り継ぎ、無事にその日のうちに家にたどり着くことかできました。



お昼にお寿司を夜の分もあわせて買っておきました。



恵比寿さまの餅まきの餅は貰えませんでしたが、抽選には当たり、えごま油を貰って帰りました。

お米でなくて、良かったです。

持って帰るのが大変そう。







暖かくなったら、神楽を見にまたふらふら出掛けたいです。


昨年は数えてみると、20回以上も出掛けてましたが、今年は回数は減らして、宿に泊まっての観覧にしたいです。


だんだん体力の限界を感じます😅