(緑ラインは、私が引いたものです。)
ジブリの静止画が無料で使用できるようになったと聞いて、使わせてもらうことにしました。
私の一番好きな『千と千尋の神隠し』から、銭婆に会いに行く電車のシーン。
油屋で暴れまわったカオナシが、ちょこんと千尋の隣に座っています。
ハエドリやネズミ(坊)も一緒に銭婆へ交渉に行くところ。
心細かったり、ドキドキがあるだろうと思うのですが、とても静かな落ち着いた出陣?
でも、糸がピーンと張ったような緊張感も感じられます。
瞑想でもしているように、
景色が過ぎていきます。
踏み切りの警報音が通りすぎるドップラー効果が、どんどん遠くへ行くような心細さも感じさせます。
音楽も映像もこの世のものとは思えないほど、
とても美しい。
そして、もの悲しい。
そういえば、「この世のもの」ではないですよね。
帰りの電車はない、沼の底の駅からたくましくなって戻ってきた面々。
両親を取り戻すこともできました。
勇気を貰えるようで、大好きな映画です。
映画から話は変わって、今日はお彼岸。
今いる此岸から彼岸に渡るような経験をしました。
久しぶりの遠出で、彼岸花を見に行きました。
三密を避けて、朝イチで出掛けて正解。
帰る頃には沢山の人出でしたが、
屋外ということもあるのか、マスク率が1,2割位
山口県の真ん中辺にある美祢市の南原寺。
ブログでも何回かご紹介していますが、
垂れ桜、シャクナゲ、水芭蕉、彼岸花、芙蓉と四季折々の花が楽しめます。
春は来れなかったので、1年ぶりです。
歩いていると、まるで極楽浄土にいる気持ちになります。
無事に彼岸から此岸へ戻ってくることができました。